どうしようか、迷ったあげく腰上だけは開けてOHすることにしました。
冷却水を通すチューブを外すのですが、いきなりさび付いたネジが外れません。シリンダなのでインパクトドライバで叩くのは気が引けたので、ネジなんて安いもの。バイクグリップでつまんで外しました。
反対側にも似た様な状態の箇所があったのですが、この場所はバイスグリップが入りません。仕方がないので、シリンダを外したあと、インパクトドライバで外しました。
ヘッドボルトを5つ緩めて外し、シリンダヘッド、シリンダを外してみると。
そこには、この世のものとは思えない状態のウォータジャケットが・・・
よーく見ると、なにやら赤いものがこびりついています。
ヘッド側も同様。ちょっと見えにくいですが、赤いものがこびりついています。ちなみに黒いピラピラしたものはガスケットの塗膜です。
双方ともに、錆でしょう。ラジエータが錆びていたので当然といえば当然です。さて、これからこの錆をどうやって落としましょう?
この場所がこんなになっているということは、サーモスタットは?と思うのが当然。開けて、外してみてこれまたびっくり。錆まみれです。ただ、動作がすればよいので、後日、お湯に突っ込んで確認してみます。ただ、シールのゴムが生きているかどうかがちょっと心配です。
ピストンのサークリップ、ピストンピンを外して、ピストンをチェックしてみましたが、ダメージはなさそうです。シリンダもホーニングの跡も残っていて問題なし!ただ、走行キロ数はそれなり(1.5万キロ)なので、ベアリング、ピストンリングなどは交換する予定です。