ふと、ウォッシャーポンプのスイッチを入れてみたら、前後ともモータの音がするにも関わらず、液が出ません。
チューブが途中で抜けたかな?でも、それにしては、液が漏れてこない・・・、でディーラに聞いてみたところ、
デ:「Kangooの場合、ポンプが壊れるケースがあります。」
私:「交換にどれくらいかかります?高いですよねぇ~。」
デ:「いや、そんなに高くないですよ。1万ちょっとですかねぇ。」
私:心の中で、高いじゃん。と思い、「わかりました、また連絡します。」
と言って、電話を切りました。
で、早速インターネットで調べたところ、簡単に直ることが判明。ならば、工賃含めた15K円をケチるために早速作業開始です。
まず、ウォッシャータンクを取り出す必要があります。ウォッシャー液のタンクは助手席側のボンネットの中です。ワイパーアームをプーラーで外し、パネルを外して、やっとタンクにアクセスが出来ます。

タンクを取り外せば、ポンプも簡単に取り外しが出来ます。特にネジがあるわけでもなく、簡単にタンクからポンプを取り外すことが出来ます。
以前乗っていた、ステップワゴンでは、前後1つづつ、別のポンプが用意されていましたが、Kangooはポンプ1つで、前後のウィンドーのウォッシャー液を吐出することが出来るように、弁が付いています。(スバラスゥイ~)
その弁のユニットが下記の写真に映っているパーツです。

で、無理やりこじると、弁を分解することが出来ます。真ん中のパーツがピストンの役割をしています。このピストンが左右に動いて、前後の流路を確保します。

で、そのピントンを拡大をしてみると、ゴムの厚さA,Bが左右で違っています。
インターネット上の情報によると、このゴムがウォッシャー液で膨張し、ピストンが左右に動くことが出来なくなり、ウォッシャー液が吐出しなくなるということでしたので、このゴムを切ることにしました。

最終的には、A,B両方を1mm程度切り落として、弁として正常に動作することを確認して、元のように戻して、終了です。
動作を確認して、OK。いやー良かった。こんなパーツに15K円も払わなくて。