出身高校の100周年記念式典で吹いてきました

 本日、久しぶりにステージにあがって、トロンボーンを吹いてきました。
 出身高校が100周年を迎えるということで記念式典が本日10/29に開催され、その第二部の演目の1つとしてのステージでした。

 この話しを聞いたのは7月頃だったかな? mixiで2つ上のOBと出会い、そして吹奏楽部のコミュの存在を知り、コミュに参加したところこ、この式典の中で在校生とOB・OGを交えたステージがあるということが判ったのです。

 今思えば2年半前、通勤の混雑した電車にでも乗って練習に行けるようにと、ベルカットのトロンボーンを中古で購入。1年間くらいは1人で500円のスタジオ借りたり、山ごもりするたびに吹いたりして少しづつ感を取り戻すようなことをしていました。そして今年の3月まで高校時代の友人数名と2ヶ月に1回くらいのペースで集まってブラスアンサンブルをしたりしていました。(震災の翌日の練習が無くなったらその後、連絡がこなくなってしまった)

 とまあなんとか吹けるようになりつつはあったのですが、まだ人前で吹くのはためらっていたのですが、「ブランクがある方もどうぞ」という言葉に背中を押され、ステージに上がる決心をしました。とはいえ、曲によってはやる気だけでは周りに人に迷惑を掛けるので、譜面を見てから最終決定することにして、曲が決まるのを待ちました。

 そして、8月末に演奏する曲目の連絡があり、早速YouTubeで演奏をしている画像を検索して、トロンボーンパートの状況を確認(便利な世の中になったものだ)し、なんとかなりそうなことが判ったので、意を決して参加することにしたのでした。

 合同練習は2回のみ。家ではサイレントブラスで何度か練習したものの、ミュートをつけると重くて長時間楽器を持っていられない。結局合同練習日以外に吹いたの5時間程度した。で今回のステージにむけた練習で以下のことが判ったこと。

1) 音が出るようになるまで時間が掛かる
2) 譜面に書かれている音符を識別し、頭が判断して、手が動くまでに時間がかかる
3) さらに、フラット、シャープなどの変化記号があると、その判断時間がさらに加算される。
4) ナチュラルなんかつきようものなら、拍子が進んでしまう可能性もあったりする。

2),3),4)を回避すべく、間違い安いところ、遅れそうなところにはおたまじゃくしの上にC,D,E・・・と振っておくなどの対処をして乗り切ることが出来ました。(笑)

 で、本番ですが・・・完璧とはいえませんが、20数年ぶりに吹いたわりには吹けたような気がして個人的には満足となりました。

 と前置きが長くなりまいたが、実はココからが本題です。
 実は、卒業生にギタリストのCharがいて、記念式典の演目の1つにCharのステージもあるということで楽しみにしていました。

 我々の出番の前、ステージ裏で待機していたら我々の目の前にCharが突然登場。「即席バンドなの?」、「音大に行った人もいるの??」などいろいろ質問を受けたのですが、ものすごく物腰やわらかな話し方をするのにはびっくりしました。もっと、いかつい感じかと思っていました。

 という縁もあり、ステージが終わって舞台を掃ける作業をしていたら、記念写真を撮ろうということになり、パチリと1枚。

 その後、ひな壇などを片付けしていると、熱狂的なCharファンの1人(OBの奥様)がCharのギターアンプの位置決めをするために使ったと思われるバミリを発見、きっと写真と一緒に家宝になるに違いない。