シート張替え (28,219Km)

 気がついたらシートの縫い目が裂けていた。シートの皮も経年劣化でゴワゴワして乗り心地が悪い。

縫い目から裂けた

 以前開いた穴は自転車のパッチで修理済み。でもそれもヒビ割れて来ている。

タイヤのパンク修理パッチ

 皮はオークションでNTB製 スズキ ヴェクスター125/150用 シートカバー張替え用を購入。皮を止めるタッカーは以前椅子を修理するときに購入したダイソーの350円の奴。

 さあ、作業開始。まず皮を剥ぎます。スポンジは雨水を吸ってぐじょぐじょ。ここままでは気持ちが悪いので、2,3日天日干しを行ったのち、組み付けです。

乾燥中

 皮を張る際にビニールを挟むとスポンジに引っかからず、引っ張りやすくするとどこかに書いてあったので、ビニールを掛けてから皮を張ることに。
下準備

タッカーで格闘すること30分程度。無事張替え完了。思ったより綺麗に貼れた。

綺麗サッパリ

ちなみに裏はこんな感じ。

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 タンデム用ベルトは古いままなのでこの綺麗なシートに装着すると汚さが目だったしまうのでどうするか検討中です。

和室のフローリング化(施工編)

さて、材料が揃ったところ施工開始です。

 まず、根太を寸法に合わせて切ります。4.5畳の1辺は実測して約2580mm。その長さの根太を303mm間隔に並べますが、この根太は構造合板の上に張る根太であり、床材を捨て板のだけでは厚みが足りない分の下駄役に過ぎないので、短い根太は継ぎ足したりしていて材料費をケチっています。

 これが正しい判断(施工方法)かどうかは判りません。下の写真をよーく見るとつないでいるところが判るかと思います。
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根太の上に12mmの構造合板を張ります。若干部屋自体の1辺が5mm程度短いので寸法を出して切ったとしても、現物合わせでカンナで削って収めました。

捨て板も若干伸び縮みはあるのでしょうか?きっちり貼ろうとしても誤差等で若干隙間が開いてしまいました。

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下地が出来たらいよいよ杉の床材の登場。

 届いた杉材は赤っぽい色の杉材の中に若干白い杉材が混じっていす。オーダする単位の関係でオーダーした本数の1/4程度が余ってしまう、つまり予備が沢山あるので、床に全部を並べ、赤色系の板のみを使って仕上げることにしました。

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 使用する杉板が決まったら、寸法に合わせてスライド丸ノコを使って切り出します。この際、長さ方向は実際の寸法より片側最低でも5mm程度。両端あわせて10mm程度短くなるように切り出します。これは無垢の木材が伸びたときのことを考えての伸び代で、完成後はこの5mm+5mmが隙間として残ります。

 洋間のフローリング部屋であれば幅木などでこの隙間を隠すことが出来ますが、和室の場合は隠すことが出来ません。これも無垢の杉材を使ったときの味として考えて気にしないことにしました。

 最初は1本切ったら現物と合わせながら確認をしてとビクビクしながら切っていましたが、最後の方はサイズだけを信じてガンガン、スライド丸ノコで切ってました。
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 とりあえず切り終わったら並べてみることに。なかなかいい感じです。
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 記念に、生木の上でビールを一杯!
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 無垢板の場合、何らかの塗装をしなくてはならないのですが、いろいろと考えたあげく、柿渋を塗ることにしました。他にも塗る塗料はあったのですが、足の肌触りが人工的になりそうな気がしたのであくまでも自然に近い塗料ということで柿渋を選択しました。

 柿渋は、光に当たって年数が経過すると色が濃くなっていくという特徴があるようで、これもまた楽しみです。

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 ハケで塗って乾いたら表面の毛羽立ちがなくなる程度にやすりを掛けます。

 ここで若干のトラブル発生。購入した杉板は電動カンナが掛かっていてそれなりに表面は整っていたのですが、やすりまでは掛けていなかったので、塗装後にやすりを掛けるとその下地の悪さが露呈してしまい、若干の色むらとなってしまいました。

 今となっては後の祭り。塗装後のやすりがけはほんの軽く掛けることで回避することにしました。

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 さて、ここからが本番、接着剤と釘を使った床貼りです。

 床板は実(さね)があり、その実が勘合させながら貼っていきます。その実の部分に床用の釘を45度程度斜めかつ釘の頭が出ないようポンチを使いながら打ち込みます。

 下の写真の角度は45度じゃないですね(笑)。

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 さらに、幅方向の伸びも考え床板と床板の詰め物をしながら貼って行きます。隙間無くびっちりと貼って行くと湿気を含んで幅が広くなったとき、板が競り上がり、波打ったようになってしまいます。

 これを防ぐために、床板と床板の間0.5-1mm程度の隙間を持たせます。そのために梱包で使われていたPPテープを使うことしました

 下の写真に、白い帯のようなものが挟まっているのが判るかと思います。それがPPテープです。

 ここでまた失敗。このテープを挟む向きが90度間違っていました。正しくは、長さ方向を横にして挟むと抜くときに裂けてしまう場合があります。

 結局、貼り終わったあと、抜こうかと思ったら5,6箇所は裂けてしまって床板の隙間に残ってしまいました。

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 途中用意していた接着剤が足りなくなってしまったりして、作業時間があきましたが、合計で1日半程度かかって床貼りは完了!

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 仕上がった床をみると、やはり素人仕事。釘うち失敗による、床板のダメージを発見。

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 釘の頭が出ているところをむりやり次の板を叩き込んだのでしょう。
作業しているときは気が付きませんでした。

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 とはいえ、それほど大きな失敗も見当たらず、両サイドの隙間もほぼ均等になり、十分な出来栄えに満足!

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<まとめ>
 ざっくりと掛かった時間を計算すると
計画、材料選定 2日
図面 半日
作業(切断、塗装、貼り)3日
こんな感じかな?
次やるときには半分の時間で出来るような気がしますね。プロだとどれくらいの時間で出来るのか知りたいところです。

<合計費用>
床板:29,295円 (1/4程度はまだ残っている)
根太・捨て板:11,000円
塗料:2,3000円
接着剤、釘:3,400円
合計:46,000円

スライド丸ノコはまだ売っぱらっていないので、それを追加すると6万円弱かな?

出来栄え、費用を考えると十分満足!

和室のフローリング化(準備編)

 我が家には6畳と4.5畳の畳の部屋があるが、その4.5畳の部屋にベッドを入れて寝室にすることになった。その4.5畳の部屋の畳、襖ともにボロボロ。少なくとも畳は10年近くは交換していないだろう。

 畳を換えるとなると6畳の部屋も同時に換えたほうがいい。うーん、お金が掛かる。

4.5畳の和室

 とはいえ、畳の上にそのままベッドを置くのもいやなので、いっそのことフローリングにしちゃえ! しかも、自分(DIY)で!
 インターネットで調べるとDIYでフローリングを行う人が大勢いることが判明、これは心強い。

<施工方法>
 現在、畳の部屋となっているので、畳を剥がし敷居との段差を床材と捨て板、根太で埋めることになる。

畳をはがしたところ

56mmの段差

 我が家の場合、敷居との段差は56mm。捨て板を使った工法のほうがいろいろと面倒ではなさそうなので、

 56mm = 床材 + 捨て板 + 根太

となるような材料を選ぶ必要がある。

<素材選び>
・床材
 床材には無垢板とそうでない合板のような2種類があるようだ。白馬にあった従姉の別荘で無垢板の気持ちよさを忘れられず、無垢板を使うことに決定。しかも足触りがよさそうな柔らかめの杉を選択。

 柔らかい杉は居間やリビングなどにはキズのつきやすさから敬遠されがちだが、寝室であれば物を落とすような事も少ないだろうから、ここは足裏の心地よさ(とくに起きたときは必ず裸足なので)を優先的に考えた結果だ。

 また使用する板の厚みに関しても杉であれば、15mmだけでなく12mmという板厚も存在するため、設計の自由度が上がることも、杉板に決定する後押しとなった。

 杉以外にいろいろと素材があったのですが、捨て板を最低でも12mm確保する必要があるのと、根太も30mm程度が必要となると、前述した式に入れると12mm厚の床材しか使用できない。インターネットで調べたところ杉以外には12mmの無垢の床材がなく、結果下記のURLの「グリーンウッド」で購入することとなった。

http://www.green-wood.tv/flooringsugi.html

平米2,975円と合板の床材より高いが約1.5倍程度。この価格差なら絶対無垢板でしょう。きっと業者に頼むと、工賃が合板と無垢板とでは違い、その差はさらに広がるのではないかと予想されます。

やってきた

床材以外の材料とその購入先は以下の通り。

・捨て板
 フォースター(星4つ)の針葉樹合板を使用。購入はコーナン、価格は1枚980円。切るのが面倒なので、1カット20円のカットサービスでカットして、コーナンの貸しトラックで運搬

・根太
 近所の島忠で30x40x3000を6本1,980円で購入。

・釘
 フロアー釘と普通の釘をMonotaroで購入。

・接着剤
 フローリング工事用のセメダイン UM600。これもMonotaroで購入。また、ガンはコーナンで購入(800円程度)。
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・スライド丸ノコ
 床材を切断するのに丸ノコよりスライド丸ノコのほうが精度が高く切断できると思い、オークションで中古を購入。終わったらまたオークションで売ってしまえば実質数千円で終わると考えていたが・・・。
スライド丸ノコ