和室のフローリング化(準備編)

 我が家には6畳と4.5畳の畳の部屋があるが、その4.5畳の部屋にベッドを入れて寝室にすることになった。その4.5畳の部屋の畳、襖ともにボロボロ。少なくとも畳は10年近くは交換していないだろう。

 畳を換えるとなると6畳の部屋も同時に換えたほうがいい。うーん、お金が掛かる。

4.5畳の和室

 とはいえ、畳の上にそのままベッドを置くのもいやなので、いっそのことフローリングにしちゃえ! しかも、自分(DIY)で!
 インターネットで調べるとDIYでフローリングを行う人が大勢いることが判明、これは心強い。

<施工方法>
 現在、畳の部屋となっているので、畳を剥がし敷居との段差を床材と捨て板、根太で埋めることになる。

畳をはがしたところ

56mmの段差

 我が家の場合、敷居との段差は56mm。捨て板を使った工法のほうがいろいろと面倒ではなさそうなので、

 56mm = 床材 + 捨て板 + 根太

となるような材料を選ぶ必要がある。

<素材選び>
・床材
 床材には無垢板とそうでない合板のような2種類があるようだ。白馬にあった従姉の別荘で無垢板の気持ちよさを忘れられず、無垢板を使うことに決定。しかも足触りがよさそうな柔らかめの杉を選択。

 柔らかい杉は居間やリビングなどにはキズのつきやすさから敬遠されがちだが、寝室であれば物を落とすような事も少ないだろうから、ここは足裏の心地よさ(とくに起きたときは必ず裸足なので)を優先的に考えた結果だ。

 また使用する板の厚みに関しても杉であれば、15mmだけでなく12mmという板厚も存在するため、設計の自由度が上がることも、杉板に決定する後押しとなった。

 杉以外にいろいろと素材があったのですが、捨て板を最低でも12mm確保する必要があるのと、根太も30mm程度が必要となると、前述した式に入れると12mm厚の床材しか使用できない。インターネットで調べたところ杉以外には12mmの無垢の床材がなく、結果下記のURLの「グリーンウッド」で購入することとなった。

http://www.green-wood.tv/flooringsugi.html

平米2,975円と合板の床材より高いが約1.5倍程度。この価格差なら絶対無垢板でしょう。きっと業者に頼むと、工賃が合板と無垢板とでは違い、その差はさらに広がるのではないかと予想されます。

やってきた

床材以外の材料とその購入先は以下の通り。

・捨て板
 フォースター(星4つ)の針葉樹合板を使用。購入はコーナン、価格は1枚980円。切るのが面倒なので、1カット20円のカットサービスでカットして、コーナンの貸しトラックで運搬

・根太
 近所の島忠で30x40x3000を6本1,980円で購入。

・釘
 フロアー釘と普通の釘をMonotaroで購入。

・接着剤
 フローリング工事用のセメダイン UM600。これもMonotaroで購入。また、ガンはコーナンで購入(800円程度)。
1382539
・スライド丸ノコ
 床材を切断するのに丸ノコよりスライド丸ノコのほうが精度が高く切断できると思い、オークションで中古を購入。終わったらまたオークションで売ってしまえば実質数千円で終わると考えていたが・・・。
スライド丸ノコ