「Motorcycle」カテゴリーアーカイブ

【組み立て】いろいろ (その2)

 だいぶ世の中が寒くなってきました。早く組み上げないと、寒さを理由に数ヶ月ほったらかしにしてしまいそう。
 昨日の出張の疲れで半日ぼけーーーっとし、昼過ぎから作業開始。

 たいぶ組みあがってきました。ただ、いざ取り付けようとすると錆で使えないネジ類等があり、ちょこちょこ注文しながらの組立作業となっています。

 ハーネス類も殆ど結線完了。キックして火花が飛んだことを確認して、一安心。後は、冷却水周り、ガソリン、オイル類を入れれば、エンジンの火入れ可能!となる予定です。

 

<追記>
本日の作業中。作業場前の建築現場の方、2名からお声を掛けていただきました。
Q1:「これ、珍しいバイクなの?」
A1:「2サイクルエンジンのバイクで、最近は売っていないんです。」
Q2:「お仕事は整備工?」
A2:「いや、違います。」
Q3:「これ、TDRですよね。先日、250は見ましたけど」
A3:「良くご存知ですね。(っつうか、フレームの状態で判るということは今から考えるとカナリの通と見た。)TDR80です。」

【組み立て】いろいろ

 ちょっとまとまった時間が取れたの、こまごまとしたパーツを取り付けました。

1.フロントブレーキロータ装着。キャリパー固定
 ディスクロータを固定するボルトが錆びていたので、キタコのボルトに変更したのですが、精度が悪いのか、規定トルクで締めつけたら、力が掛かった点がわずかに変形してしまいました。まあ、基本的には次緩めるときはロータを交換するときなので、問題はありませんが、見てくれが悪いですね。

2.リアブレーキロータ、キャリパ、マスタシリンダ装着
 固着していたキャリパはオークションで中古を購入。、キャリパー、マスターシリンダともにOHキットを購入していたので、OHして組み込み完了。パーツクリーナーがスイングアームに付着したら塗料が溶けた(泣)。予想はしていたが・・・。ブレーキホースのキャリパー側のガスケットを注文していなかった。あとで南海部品に買いに行こっ。あっつ、マスターシリンダ固定のボルトもだ。

3.チェーン装着
サビサビだったチェーン。綺麗に掃除をして1晩エンジンオイル漬けして装着。3つあるチェーンカバーのネジ穴の1つがバカになっているみたい。次回作業時にネジ穴を要再生。

4.キャブレター周り
サンドブラストしたキャブレターを装着。綺麗すぎてキャブだけが目立ってしまいそう。

5.ラジエータ、冷却周り
 ラジエータホースは交換したいところだが、部品は無し。とりあえず、そのまま装着。

6.その他
 フロントフェンダー、アクセスワイヤー、ハンドステー(未塗装)などを装着し、だいぶそれらしくなってきました。エンジンスタートまで後2回くらい作業が必要かな?

【組み立て】エンジン搭載

 本日の、実物大ディアゴスティーニの作業はエンジンをフレームに乗せる作業です。
 実は、インレットマニホールド(通称:インマニ)が家の中で紛失するという事件が発生していましたが、単に、毎回作業後にしまうダンボールの外にあったためでした。このインマニは既にメーカから部品が出ないので、少々心配になりましたが、見つかって一安心です。

 さて、これまで物置の下に鎮座していたエンジンですが、やっとフレームへ載せました。フレームの塗装を剥がさないようにガードしてながらですが、ちょっとぶつける(触る)と剥げてしまいますので、神経を使います。でも、結局数箇所が剥げてしまいました。最終的には黒のタッチアップを買ってきて修正ですかねぇ。
 

 エンジン始動まで5H程度かと思いますが、まとまった作業時間が取れないので、まだ時間が掛かりそうですが、年内には火を入れたいですね。

【塗装】チャンバー

 秋のすっきりとして日曜日の早朝、チャンバー塗装をおこないました(笑)。昼からBBQなもんで・・・。

 すでに、錆はあらかた落としてある。脱脂は?忘れたので、再度、脱脂を行って、作業開始です。
塗装には、オキツモの耐熱塗装スプレーを使用しました。

 

 塗装後は石油ストーブの上で焼きま。で、焼いてみたのですが、この距離だと熱量が足りず。もう少し近づけて焼きの直しが必要みたい。

【塗装】エンジン周り

 新横浜の方に、レンタルガレージがあり、そこにサンドブラストのキャビネットが1,050円/Hで借りれることが判ったので、早速使って・・・と思ったら、修理中だと(泣)。

 仕方がないので、以前と同様に、簡易キャビットでシリンダ周りのパーツのブラストを行いました。ただ、シリンダだけは、グラインダーにワイヤーカップをつけて錆を落としておしまい。

 塗装は、ここで紹介した塗料をハケで塗ります。
 ハケ塗りは初めてに等しく、美味くぬれるか不安が。とりあえず下地が隠れた。

【updated】
 一晩乾燥させ、並べて撮影。ツヤがありすぎて、他の腰付近との塗装の違いが目立ってしまうような気がする。特に一番右のウォーターポンプが腰部に取り付けられるので、目立つだろうなぁ、

ハケの跡もなく、満足な出来栄え!!

逆輸でコストダウン

ホーニングによって素人目には、錆が完全にとれたかのように見えたが、井上ボーリングさんによると、「ホーニングによって目立たなくなっているだけで、完全には取りきれていません」といわれました(泣)

 将来的にはボーリング+ホーニングが必要ということを示唆しているわけですから、オーバーサイズピストンの在庫状況を確認してみました。

 排気量云々の問題により、メーカが自主的にオーバサイズピストンの取り扱えを止めたとかいう噂のなか、とりあえず、インターネット上から部番を見つけ出し、ヤマハのパーツデータベースから、検索すると、一応、在庫があるということと、現時点での値段が標準サイズのそれらとほぼ同じであることがわかりました。

 さらに、TDR80のピストンはRD80などのバイクととも共通で、eBay.deに出店している
cycle-salvageや、fastriders.deで入手できることが判明しました。で、値段を調べたら、なんと日本での価格の半額じゃないですか!!

 eBay上で日本までの送料を設定するメニューはありませんが、恐らく日本まで送ってくれるでしょう。場所はデュッセルドルフとケルンの間付近出張があったら、取りにいけそうな場所だったりもします(笑)。

 ちょうど、今日からドイツに出張する人がいるので、宿泊先のホテルに送りつけるという手も無くはないですが・・・

【標準セット】
ピストン 3GA-11631-00-96 (30W-11631-00-96) 5,765円
リング 30W-11601-00        4,935円

【1サイズアップ (+0.25MM)】
ピストン 3GA-11635-00 (30W-11635 -00)    5,723円  / 24.99 Euro (2,861円)
リング 30W-11601-10        4,935円  / 24.99 Euro (2,861円)

【2サイズアップ (+0.50MM)】
ピストン 3GA-11636-00 (30W-11636 -00)   5,723円  / 24.99 Euro (2,861円)
リング 30W-11601-20        4,935円  / 24.99 Euro (2,861円)

( )内の部場は代替パーツの部番号です。
※為替レート:114.5円

で、fastriders.deに日本までの発送が可能かどうか、そして送料を聞いたところ、10ユーロだって。
日本国内からの発送でも、下手すりゃ梱包代とかいって送料とあわせて1,000円以上を要求してくるお店があるというのに、なんとドイツ人は優しいこと。
 これなら、送料込みで7,000円弱で入手可能ということになるので、買い!かな?
 
【追記 2010.10.11 1956】
 その後、ebayに出店しているcycle-salvageからはEU外への発送は出来ないと連絡あり

【OH】リアブレーキ

 午後から急激に天候が好転。庭の倒れかけた、柑橘系の木に添え木を施し、リアブレーキ周りを分解。実は、すっかり忘れていたので、今頃の作業となってしまいました。

 で、衝撃な事実が。キャリパのピストンが完全に固着して、ビクともしない状態になっていました。これで走っていたのか、それともこの1年で固着したのか不明です。

 マスタシリンダは、ピストンを外して中身を確認したが、錆、キズなどの大きな問題はなさそう。ただ、年数も経過しているので、既に購入済みのOHキットでOHします。シリンダ表面は、錆が噴いているので、サンドブラストする予定です。

 さて、時間があったので、エアクリーナーボックスを取り付けてみました。
 組み付けは、組み付けるパーツの順番を間違えると、組めなくなるので注意が必要。分解したときの写真を見ながら組む順番を考えなくてはいけないので、組みあがる楽しみがある反面、ちょっと面倒だったりする。

【塗装】エンジン周り

 エンジン周りは、耐熱スプレーで・・・と思っていましたが、水冷なので、それほど熱も掛かるわけでもなく、耐熱スプレーでなくても、と思っていたところ、フタル酸樹脂エナメル塗料であれば、アルミもOK、さらに、耐溶剤にもそこそこ強いということを知って、探し、今日、やっと見つけました。

ちょっと遠目のホームセンタまで行ったのですが、無く、結局、家の直ぐそばにある建材屋さんにありました。(笑)値段は440円。これで、シリンダ、シリンダヘッドは十分に塗装できるでしょう。

「超速乾」というのがちょっと気になりますが、まあ大丈夫でしょう。

あっ、当然ですが、ハケ塗りです。