結局、ボーリング屋さん(井上ボーリング)にお願いしまして、戻ってきました。
「錆を全てとりきりますと、クリアランスが過大になる可能性が高いです。」
という返事が来たものの、上・下で0.01mm、中で0.005mm削るだけで錆は消えてくれたみたい。これで一安心、かな?
結局、ボーリング屋さん(井上ボーリング)にお願いしまして、戻ってきました。
「錆を全てとりきりますと、クリアランスが過大になる可能性が高いです。」
という返事が来たものの、上・下で0.01mm、中で0.005mm削るだけで錆は消えてくれたみたい。これで一安心、かな?
結局、シリンダのホーニングはアストロ工具などで販売しているサイズのツールではサイズが合わずホーニングが出来ないことが判明、仕方がないので、ボーリング屋さんにお願いすることになりました。
その準備で、スタッドを抜くことに。EX側はサビサビ。ちょっと心配ですが、ここで万力が活躍してくれます。ガッチリと万力で噛んで、確実に力を掛けて、回します。もちろん、前夜からCRC556などで十分に油をしみこませておきます。
万力のおかげもあり、スタッドボルトはトラブル無しで抜くことが出来ました。
万力に感謝!!
さて、本日のメインはチャンバーの塗装です。軒下に半分雨ざらしになっていたチャンバーですが、ワイヤーカップで錆を落とし、入り組んだところは手+布やすりで落とします。それでも落ちないところは、花さかGの錆と取り液を塗り、錆の置換を行います。
本当なら、塗装まで終わらせたかったのですが、錆の置換処理で終了。明日は雨なので、塗装、焼付け作業は来週に持ち越しです。
TDR80にはクラッチケーブル、スピードメータケーブル、タコメーターケーブルの3種類があります。
クラッチケーブル以外は、何もしないで使えそうですが、クラッチケーブルはケーブル内が錆まみれ。このままでは、クラッチ操作が重いだけでなく、場合によってはすぐに切れてしまう可能性があります。
もちろん、新しいケーブルを買えば済む話しですが、これも再生します。 ケーブルを吊るした状態で、ケーブルとアウターの隙間にエンジンオイルを注入します。といっても、ツールはありません。サランラップでオイルを溜めて自然落下させてます。
すこし、ケーブルを動作させ、しばらく放置したら反対側から錆色のオイルがボタボタと・・・。これで復活です。
一般的にエンジンを人間の体に例えて、ピンストンを含む上側を腰上、その逆側を腰下といいます。
2サイクルエンジンの場合、腰上のOHといっても大した部品もなく、ピストン、ピストンリングそしてピストンピンくらいの交換で全てが終了します。4サイクルエンジンの場合は、吸気、排気用のカムや弁があってそりゃあもう大変。
約1.3万キロ走っているので、腰下のOHも考えてみたのではありますが、いろいろと特殊な工具が必要となるため、とりあえずは、腰下のOHはせずに、組み立てることにしました。
7月の頭にシリンダを開けたときの様子の写真です。 クーラントがサビサビでクーラントが流れるエリアに本来は黒の塗装がされているのですが、それが錆でやられています。でもって、赤い錆がこんもり堆積しちゃっています。
あらかた、マイナスドライバでこそぎとり、残る手段は錆とるやんで錆処理とコーティングを施します。とりあえず、錆が取れてくれれば、後は、クーラントに気を使ってやれば大丈夫かな?と思っていますが、錆とるやんで錆が取れるかしら?。ダメなら、サンポール。でも出来れば塗装は残したいからなぁ・・・。
3連休の初日、前日の送迎会の酒が残り、半分二日酔い状態でスタート。というか、半ば強制的に体を動かしてアルコールを抜きます。
今日の目標はバイクの自立です。
まずはステムベアリングの打ち込みです。元はボールが20個くらいを並べて組み付けるタイプでしたが、リテーナ付きベアリングが使えるという情報をインターネットで見つけたので、今回は、リテーナ付きベアリング使うことに。
三叉への打ち込みは掃除機パーツ?みたいな管があったので、それを使ってあっさりと打ち込みが完了。続いてフレームへも簡単に打ち込み完了。
写真はありませんが、フロントサスも組み付けを行い、さあ、これだけのパーツとタイヤを組めば半年ぶりにTDRが自立するはずです。
スイングアームは、サビサビだったので、オークションで落とした、塗装(おそらく自家塗装)済みのスイングアームで、今回はこれを組み付けます。また、Rサスも元のより程度のよさそうなサスを落札済みでした。
で、実際に組み上げていくと、Rサス、Rブレーキ・キャリパフォルダ、トップブリッジが無いことを発覚。その都度、保管している家の中へ取りに行く始末・・・。
トップブリッジ、フロントのサスペンション、タイヤ、サイドスタンドをとりつければ、完了!!
やっとバイクらしくなりました。
さて、組み上げて、フレームの上に直に座ってサスの様子を確認してみると、リアサスから屈伸と同時に「シュッ、シュッ」と音がしています。
どうやらガスが抜けて、その音が「シュッ、シュッ」と鳴っていたようです。
新品を高くて買えないし、どうしよう・・・。
やっと涼しくなってきた気がしたのですが、外での作業の続きです。
フレームが塗り終わったので、組み立てをするのですが、サスペンションを含め、足回りパーツはばらしたままで、すぐには組めません。
まず、一番地面に近いホイールからスタートです。
ブラストしたまま、放置してあったホイールからバルブを新しいものに交換します。古いバルブはカッターで切れば簡単にとれますが、新しいバルブを入れるのには、ちょっとした工夫が必要です。
オフロードバイクなどタイヤのバルブについている?虫外しを装着し、虫外しをバイスバイスグリップで挟んで引っ張ります。
以前、外側から押し込もうとしたのですが、難しく諦めましたが、この内側から引っ張る方向だと、簡単に交換可能です。
バルブ交換の次は、ベアリング打ちです。久しぶりのベアリングの打ち込み作業だったため、作業前にベアリングを冷凍庫で冷やしておくの忘れて、1個打ち込んで「なんで、こんなに堅いんだ??」と不思議がってしばらくしたあと、慌てて冷やし始める始末でした。
BMWのように音が変わるまで打ち込むと打ち込み過ぎとなり、カラーに当って、回らなくなってしまいました。慌てて、プーラで若干抜いて完了。このいい加減が国産??それより、ドイツ産がすばらしいのか?
ベアリングの打ち込みが完了し、シールを打ち込んで軸周りはおしまい。次はタイヤ装着です。
半年前くらいに、オークションで製造中止になっている純正のタイヤを出品を発見。それを落札してあったので、そのタイヤをはめ込みます。恐らく、5,6年前のタイヤではないかと・・・もしかしたら、もっと前?ちょっと表面が固いような気がする・・・。
渾身の力を振り絞り、汗だくになって前後のタイヤの装着を完了し、今日の作業は終了となりました。
次回は、フロントフォーク組み立て、三叉装着といったところでしょうか。
では、次回まで。
2液ウレタンスプレー2本でらくらくフレームを塗装できると思っていたら、足りなかった・・・で、塗り足りなかった箇所に足付けをして、再度塗装しました。
途中、「ポッ、ポッ・・・」と雨が降りだし、慌ててビーチパラソルで雨をしのぐというアクシデント。ただ、2,3分で上がり、そのまま続行。というか、続行しないと、2液タイプのスプレー缶の中では、既に2液が混合され、その日のうちに使いきらないと使い物にならないのです。
フレームを塗ったあと、カウルステー、トップブリッジ、そして小物と、順調にこなし。ウレタン塗装作業は完了となりました。
さて、日が傾いたころ、ホイールのベアリングを外そうとしたので、下の写真にある手持ちのベアリングプーラでは抜けないことが判明。いわゆるパイロットベアリングプーラーが必要みたい。どうしよう・・・。