「Motorcycle」カテゴリーアーカイブ

タンク修理

まずは、タンク修理からスタートです。

穴はそれほど大きく無いので、半田で修理が可能と踏んでいます。ということで、100W半田コテとフラックス、板金用半田、そしてトーチ(ガスバーナ)。とりあえず、これがあれば穴はふさがるハズです。

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まず、前回の作業で見つけた穴付近の塗装を、ヤスリで削ります。そして、針の先で、その穴をほじったら、「ゴソッ」という音とともに、穴が広がりました(泣)。

ヤスリで塗装を剥がしたら出てきました。

穴うめの前に半田が接着する面を広げるために、ちょっと、プラスドライバの先でへこませます。が、へこますどころか、さらに穴が(泣泣)。

どうやら、穴の周囲は錆びで朽ち始めていたようです。

あ、穴が広がった・・・。

フラックスを十分に塗布し、トーチで穴の周りを十分に暖め、半田コテで半田を流し込みます。電子部品の半田付けは慣れていますが、板金の半田付けは初めてに等しい。こんなもんでいいのだろうか?

半田で埋まった状態

これで、穴塞ぎは終了。

さて、TDRの航空機タイプのタンクキャップの場合、タンクの穴の周りの受け皿に水が入り込む構造になっています。その水を抜く穴があるのですが、その穴が錆びで塞がっていると受け皿の水が溢れて、タンクの中に水が侵入してしまいます。

恐らく、タンクの穴はこれが原因ではないかと思い、エアーを吹いてみたのですが、抜け穴から空気が抜けません。針金で突っついてみても通りません。やはり、何かが詰まっているようです。針金で突っつき、錆びを取り除くことと30分。何とか、貫通、空気が通ることを確認しました。

10時の位置の穴が水抜き穴

本当は、この水抜き穴に錆び止めをして終了としたいのですが、来週、タンク内の錆び取りと錆びとめ作業を行うので、その時に実施する予定です。

タンクの様子

このTDRを乗れるようにするためには、一体いくら掛かるのだろうか?

単に、部品を交換すればよいものと、錆び落としたり、場合によっては塗装をしなおしたほうがよいものもる。

その中で一番手間が掛かりそうなのはガソリンタンク。すでに、ガソリンがもれることは判っていて、コックの周りとその反対側であることが判っている。

・コックの周り

どうやら、これはタンクに穴が開いているのではなく、コックレバーのシールがあまくなり、漏れている様子。なので、これはシールのみ、もしくは最悪、コック全体を交換すればOK。

コックアッセンブリーで約2,500円。消耗品だけの場合は1,000円程度となる。

・タンク右側

いかにも漏れていそうな箇所をドライバでゴリゴリを擦ると、ありました。ピンホールというより、もう少し大きめの穴が1つ。それよりちょっと小さめの穴が1つ。計2つあいていました。これなら半田で修理できそうですが、大容量半田コテがないのが気になるところ。トーチで暖めながらちょっと大きめの半田コテでやってみるかな。

タンク右側下の穴

出戻りTDR80

15年程前、会社の先輩に譲り渡したTDR80が我が家に戻ってきました。

・タンク内はサビサビ+穴があいて、ガソリンが漏れている。
・タンクは要塗装
・ステムベアリングが逝ってる
・ホイールの塗装?が一皮向けている
等・・・

ちゃんと乗り出すまでには費用が掛かりそうですが、レアな固体だけに、庭先において、ちまちま直していこう。と今は思っています。

Kangooの中のTDR_

2年ぶりの参加

毎年、この時期に岐阜県下呂温泉近くの馬瀬という場所で、バイクのミーティングが開催されます。今年は4/11,12の1泊2日でした。

昨年は、参加できなかったので、2年ぶりの参加で、2年ぶりに普段会えない人との再会となりました。
天気は晴れ。気温はこの時期にした異常なほどの27度。途中の道の駅でアイスを食べて体を冷却するほどでした。

これまで、3回ほど参加してきましたが、これほど天気のよい回はありませんでした。御嶽山もクッキリ。

UFO?いや、飛行機ですね。

翌日も晴天。ちょっと早めの8時過ぎに駐車場集合。殆どの人とはまた来年までお会いできません。9時過ぎに出発し、満開の桜を咲く中、帰路へつきました。

なにやら怪しげな会話が聞こえてきそう

シート張替え

これまでのシートがボロボロになって、機能的にも、美観的にもダメ。というわけではありませんでしたが、インテーク周りのパーツ入荷に時間が掛かることがわかったので、近くのシート屋さんで張替えを行ってもらいました。

張り替えるついでに、足つき性をよくするためのモモあたりの肉抜き、タンデム部へのシートヒータ埋め込みの2点を追加作業としてお願いしました。

で、仕上がりはこんな感じです。

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コンフォートシートは複雑な局面で構成されているので、3枚ないし4枚で構成しなくてはなりません、ちなみに純正は4枚で構成されていました。
相談した結果、3枚で構成することになったので、ディンプルとノーマルを組み合わせました。

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座った感じはかなりソフトな感じになりました。どうも、オリジナルの皮は硬かったようです。張り替えたことによって、ソフトになってしまったのですが、これが疲労にどう関係してくるか、馬瀬2で判ることでしょう。

あと、シート皮とスポンジを接着剤で接着しなかったので、若干シワが発生しています。すっかり指示を忘れていました。

【参考】費用:12,600円

燃料ホース、インテーク周りメンテ

待ってました、この日を!

アキュムレータはがUSAにもなく、本国発注となって、約1ヶ月かかってUSA経由で入荷。そして、スロットルボディーを連結するホースのヒビ割れ発覚から1週間。やっと全てのパーツが揃いました。

こんな部品ですが、成型品なので約9千円。大した圧が掛かるわけでもないので、適当なホースを連結して作成してもよかったのではないかと後悔しています。

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スロットルボディーは先週のうちにすべてクリーニングをしておいたので、本日は組み付けるだけ。スロットルボディーとシリンダーブロックの間に入れるインシュレータには丁寧に「TOP」の手書きのマークがしてあったのですが、1個間違っていました。

上下を間違うと何が起こるかというと、インシュレータをカシメルときに使用するバンドが上下逆になってしまいます。内径の違いは無いように見えましたが定かではありません。

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組み上げるためにはクリップ(ネジ式)の向き、燃料ホースの通し方などを元通りにしないと、他の部品と干渉してしまいます。とくに注意しなくてはならないの、アクセルワイヤーのリンク部が通る、3、4番シリンダのクランプかな?

今回は燃料ホースを社外品にしてみました。一部、成型ホースを使用すべき箇所を非成型のホースを使ってしまっため、若干窮屈そうな感じに組みあがってしまいました。流量の大差はないかと思いますが、この部分に関しては次回は純正品を使うかなぁ~。

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さて、ここまで組みあがりました。あとはタンクを載せて、エンジン始動です。

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タンクを載せて、ホースを接続、ポンプの電源をつないで、セルをしばらく回すと、「ボロボロ、ボッ、ボッ、ボーぉ~」と掛かりました。しかし、吹けが悪 く、音もダメダメ。「ありゃー、またリークか??」と思ったら、スロットルポジションセンサーのコネクタが外れていました。

スロットルポジションセンサーを接続したら無事エンジンが生き返りました。以前よりレスポンスがよくなったような気がします。4番シリンダーのリークがなくなったからでしょうか?

比較的同調も簡単に取れ、とりあえず、OKとなりました。

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明日は、張替えをお願いしているシートが出来上がってくるので、試運転と行きましょう!!

オイル/オイルフィルタ交換 (25,255Km)

前回、いつ交換した記録をとっていなかったようなので、とりあえず、オイルとフィルタを交換。オイルはコスコで買った10W40。(残り在庫2本)

で、また発見。シリンダヘッド周りが汚れているなぁ~とおもって、オイル注ぎ口そばに接続されているブリーザホースへ目をうつしたらしっかりとヒビが入っていました。

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パーツ番号:13850-20E00

だそうです。

ロシア語だけど、パーツリストがオンラインで見れるサイトを発見しました。ベクスターのパーツリストは持っているので、必要は無いが、でもオンラインのほうが便利なときもあったりします。