山ごもり2011 夏(1日目)

いつもより1週間程度早くからスタートした夏休み、ピーク時消費電力を軽減するためみたいですが、実態は不明。とりあえず、涼しいところに逃げ込めば、クーラーをつけることなく生活し、その分、電力を消費しなくてすむはずなので、久しぶりに、夏のこの時期に山ごもりをすることにしました。

しかし、いつもの従兄弟の白馬の別荘は混雑しているようで、希望する日程では利用できず、結局今回の山ごもりは別荘1泊、普通のペンション1泊とちょっと変わった山ごもりです。

8/6(Sat)-7(Sun)と1泊で会社の同期家族らと例年の三浦海岸に宿泊し、8/8(Mon)朝一の出発で、
1日目は黒部ダムで涼みながら、白馬に向かうルートです。

サマータイム勤務のおかげで5時半起きも全く苦にならず、めでたく定刻通りの6時半過ぎに自宅を出発。狛江通りを通って、調布IC(7時40分通過)から中央道経由で向かいます。通常のお盆休み前ということですが、家族連れの車が多いみたい。談合坂(8時半着)もバイクは無し、四輪で混雑といった状態です。

渋滞も無くスムーズに走っていたのですが、走り途中、豊科ICで降りる直前で追い越し車線を走行中、覆面と肩を並べたところで、覆面の存在に気が付きあわててブレーキ。毎度の事ながら焦ります(笑)。

さて、黒部ダムは、長野道豊科ICを降りて大町を抜けながら約1時間かけて向かいます。やはり、お盆休みモードのようで、途中、大王わさび農場に通じる道(いつも使う近道)は観光客の乗用車で渋滞、先が思いやられます。

扇沢にはなんとか予定時刻の11時半頃には到着。ここからは、トロリーバスに乗り換えて黒部ダムに向かいます。ちなみに、現存路線するトロリーバスは、このトロリーバスと、この先、室堂まで行くときに通過する立山トンネルの中を走っている2路線だけなので貴重な体験ですね。バスから排ガスは出ないので、バス特有の臭いもなく、車酔いに弱い私でもOKです。

途中、上り・下りのバスはすれ違いポイントですれ違いをします。このすれ違いポイントでタブレットの受け渡しを見ることが出来ます。この時代、原始的な仕組みを使っているとは驚きです。確実かつ低予算で運営出来るからねぇ・・・。

黒部ダム駅を降りると、ダム展望台に上る階段(220段)とレストハウスに直接出られるルートに分かれますが、ここは思い切って220段を上ることに。で、ダム展望台から眺める黒部ダムはコレだ!

おや、思ったほど大きくないぞぉ。確かに、放水している風景は圧巻だが・・・。ふとダムの下を眺めたら、しぶきで虹が出来ていました。

途中、黒部ダムレストハウスでコンビニで買ったおにぎり食べ、ダムの上を歩いて、終了。14時のバスに乗るために、とぼとぼとホームに向かうトンネルを歩くのでした。

さて、涼しい黒部から、下界へ下りて白馬に向かいます。黒部からは白馬までは40分程度。道の脇の温度計が32度を表示しています。ただ、別荘までくると、ゲレンデ中腹付近のため、ぐっと気温も下がる・・・と思いきや、生ヌルイ感じが否めません。ちょっとガッカリです。

途中、比較的大きなホテル?ペンション?どっちだったかな?の取り壊し作業をしていました。確か、ホワイトハウス?という名前のホテルだったような。3本の大きな白い柱が印象的でしたが、今はその柱が横になって転がっていました。

聞いたところによると、オーナが何度か代わり、最後のオーナが取り壊しているとのことでした。震災・原発事故をきっかけで、オーストラリア人が殆ど帰国してしまい、白馬・五竜付近はかなりダメージを受けているようです。

今回の山ごもりでは、この別荘には1泊しか利用しないので、食事は外食。
従って買い物は不要。夕食の時間まで3時間程度あるので、ひと寝入りしたあと、清々しい山の中で2時間弱、練習を・・・久しぶりだ。

18時頃、明日の朝食の買い物がてら夕飯へ。以前、一度行ったことがあるのインディーモモ(カレー屋)へ。 夏のシーズン中なので、混んでいると思いきや、店内はガラガラです。
以前、食べに行ったときは、もうすこし、スパイシーな印象だったのですが、今回はいまひとつ。ネパール人、帰っちゃったかな?

食べ終わる頃、衝撃的な事実が。このお店、取りに来ればテイクアウトが出来るということがわかりました。ならば、別荘でビールを飲みながら食べることが出来たのに、残念。

実は、出てくる前に、「ビール飲みたいから歩いて行こうか」などと話しをしていたのですが、距離は約6キロ、工程は1時間程度、行きはよくても帰りが辛いということで、諦めて車で来たのです。でも、歩いて来て、この事実を知るよりはマシか。

ということで、本日の移動経路です。総移動距離約316km (車、トロリーバス、徒歩)
本日のコース

【インディ モモ】
ネパール・インド料理 http://www.hakuba-joho.net/hindi/index.htm

【関電トンネルトロリーバス】
扇沢・黒部ダム間は往復大人1人2,500円で、所要時間は16分

【参考:私の行ったダムとの比較】

黒部ダムの大きさに驚かなかったのは、流域面積が狭く、湖面が小さく見えたからと思われます。こうみると、フーバーダムはでかい。

黒部ダム 田子倉ダム フーバーダム
型式 アーチ式コンクリートダム 重力式コンクリートダム 重力式アーチ
堤高(メートル) 186 145 221
堤頂長(メートル) 492 462 379
堤体積(立方メートル) 1,582,000 1,950,000 2,500,000
流域面積(平方キロメートル) 189 816 ?
湛水面積(平方キロメートル) 3 10 639
総貯水容量 (立方メートル) 199,285,000 494,000,000 ?
有効貯水容量 (立方メートル) 148,843,000 370,000,000 344,000,000,000

フーバーダム

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