フロント周りのOH (28,095Km)

 さて昨日の続きです。

 T型のシールプーラーを借りてきたのですが、それでもすんなり抜けません。ドライヤーでアウターを熱しても同じ。別のシールプーラが必要か?

シールはぐちゃぐちゃ。アウターにはキズはついていないと思われる。

 昨日やってみてダメだった手持ちのプーラーでジックリ再チャレンジ。格闘すること10分(たった?)抜けました。もう1つはコツを掴んだので、作業開始から5分程度で抜けました。

結局、ベアリングプーラーか。

 さあ、やっと折り返し地点。先が見えてきた。

 フロントフォークの中身は元の通りに組み込み、フォークオイルは85cc。#10しか手元に無かったので、ちょっと多めに入れておしまい(いい加減さ爆発)。
 ステムに組み込み、次はベアリング。リチウムグリスをレースに塗ったくり並べる。手元に同じサイズのベアリング玉があったので、それを足してつじつまを合わせる。

 ステムが下がると折角収まっているローワー側のベアリングのボールが落ちてしまうので、フロントフォークの下に板をかましてガレージジャッキで圧を掛けた状態でホールド。
(写真には板しか写っていませんが、その板の下にガレージジャッキが支えてくれています)

我ながら、グッドアイデア

 アッパー側も同様にレースにリチウムグリスをぬったくりボールを並べてネジを締め込む。とりあえず、外すときにマークした状態まで締め込み様子。

 アクスルシャフトは軽く清掃してグリスを塗ってタイヤの装着。ここまでくるとだいぶスクータらしくなってくる。

タイヤがついた
 
 やっとここで今回の作業の目的だったブレーキ周りの組み立てに入ります。キャリパーには新しいオイルシールをシリコングリスを塗布して押し込み、ブレーキフルードでひたひたになったピストンを押し込み終了。
 マスターシリンダとホースで結合し、フルードを入れてエアー抜きしておしまい。

 おーもう一歩だ。でもこの外装取り付けが結構厄介なのがスクーター。旨く収まらずに空き間が開いてしまうが、今回も例外ではない。そこそこ収めて終了!

IMG_1322

 試運転していないけど・・・多分大丈夫と思いたい。
 
追記:試運転して、フロントからのゴツゴツ感がなくなり別の乗り物になりました。やった甲斐がありました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です