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RASPBERRY PI2にハイレゾオーディオボードを追加(その2)

以前、「SSHでの接続を拒絶されてしまっているような様子。」と書きましたが、どうやら、Jessie with PIXEL(2016/11/25版)では、初期状態ではSSHは動かないようになっていることが判りました。

モニターがあれば、ログインして、SSHを動くように設定を変更すればよいのですが、モニターが無い場合はどうすればいいのだろう?

ちゃんとリリースノートに記載があったようです。

 それによると、一旦SDカードをPCに挿て、SDカードのディレクトリの直下(bootディレクトリの直下)に”ssh”という名前のディレクトリを作成するだけのようです。

 そもそも、Jessie with PIXEL(2016/11/25版)にはなっていなかったハズの、私のRaspberryPiが、なぜsshを拒絶するようになってしまっていたのかは不明です。

さて本題です。

 Jessie with PIXELをインストールして、SuptronicsのX-400のページに書かれている、/boot/config.txtの修正方法等を行って、OS上のサウンドボードとして、IQaudiODACとしてX-400を認識して、動作することを確認しました。

 さらにKODIをインストールして、Audio OutputのAudio Output deviceのところに、IQaudiODACが選択できると思いきや、出てきません。なじぇ???

 いろいろと苦戦した挙句、/boot/config.txtにdtparam=audio=offを追加して表示され、選択出来るようになりました。
 

ここに辿り着くまでに、ディストリビューター違いのOSMC経由では正しくボードを認識してくれ、使えること確認したのですが、KOIDだと、なぜかダメ。となんとも不思議な状況でした。

 いろいろありましたが、今はKODIで使えています。そして、問題の音質の違いは!?

 ありました。まず、気になっていたノイズが全くなくなっていました。また、音の深みも出て、より落ち着いて聞けるような音質になってくれました。
RADIO.netのAddo-Onを入れ、お気に入りのWhisperings Solo Piano Radioを聞き満足しています。

 これで、KODI経由でJAZZRADIO.COMが聞ければ文句無しなんですがねぇ。

 さて、次は、日本語化できないSKINの日本語化でもしますか。それとも、タッチパネルでの動作対応か?

Raspberry PI2にハイレゾオーディオボードを追加(その1)

 最近は、インターネットラジオを聞くために、秋月電子のBB-ShoutではなくRaspberry Pi2を使っています。

 BB-Shoutを使っても良いのですが、JAZZRADIO.comが聞けなくなった時を境に、Raspberry Pi2にKODIを入れて使っています。スマホから操作操作できたり、NASNEにアップしているMP3のファイルも聞けるからかな?

 ところが、最近、「サー」っという、ホワイトノイズのような音が気になるようになり、それがRaspberryPi側になんらかの原因があることが判りました。

 そこで、インターネットをさまよっていたら、SUPTRONICS X400 EXPANSION BOARDというボードにたどり着きました。

購入したのはGEARBESTから。30USD弱で買えるのでお得感があります。

 また、価格以外でこのボードが気に入ったところと感じているメリットは下記の4点。

・3.5mm ステレオジャック付
  現在使用しているBOSEのPC用スピーカーセットにそのままつけられる

・ボリューム付
  KODIのコントローラを使わなくても音量を変えられる…と思っている。

・電源端子がある
  X400に6-24Vを入れれば、RaspberryPiにも配電してくれる。つまり、単一電源だけで済むので配線がごちゃごちゃしない。

・スピーカー端子付き
  アンプ不要で、直接スピーカを接続可能。

iRの受光部も付いているのですが、現時点でどうやって使うのかが不明。KODIとの組み合わせで使えるのかしら?

 さて、午前中の検診で脊柱狭窄症の疑いありと診断された午後、既存のRaspberryPi2 2号機に追加しようとしたら、Teratermで接続出来ないじゃないですか。

 SSHでの接続を拒絶されてしまっているような様子。RaspberryPi2 2号機は3.5″ LCD接続を前提だったので、今現在HDMI端子は死んでいる。さてどうしよう?

 まあ、新しいJESSIEをインストールすればいいや。ということで、新しいマイクロSDカードを取り出すのでした。

つづく

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BSアンテナ交換

 今、使っているBSアンテナは20数年前、BS放送が始まったときに購入したもので、家を建て替えてもそのまま使っていた。

 基本的には、そのアンテナでも全く問題は無いのだが、年始年末のスカパーの無料視聴のときに見れないチャンネルがあり、ちょっと不便に。ヒストリーチャンネルとかがそれにあたる。

 現在はBS放送開始当初の周波数帯以外にも使われているというのが、見れないチャンネルがあるのがその理由。

 最近のアンテナにすればその周波数もカバーしているので問題なく見える。ということで安いアンテナを物色して
DXアンテナ 45形 BS 110度CSアンテナ(型番:BC45A)に決定。

 まず、アンテナ交換前にアンテナのレベルを確認。22となっています。

IMG_8256

 ついているアンテナはアンテンの同じ45型。
IMG_8259

 こちらは新しいDXのアンテナ。かるーーーい。軽いことはいいことだけど。アンテンのはステンレスボルトに対して亜鉛ドブツケのボルトとコストダウンしている。
IMG_8260

 取り付け方向は前回と同じ方向。仰角はアンテナ付属のシールの目印に合わせたつもりだが、受信レベルはゼロ。
アンテナ取り付けポールの垂直が出ていなければ意味がないので、アンテナ動かす人とテレビを見る人の2人がかりで調整して無事終了。

 ヒストリーチャンネルのレベルも56へと上がり、正しく受信可能なレベルへとなりました。

IMG_8261

 年末の無料視聴が楽しみ。

ちなみにnasneで受信すると、契約を進めるのワーニングメッセージが表示されない。理由は不明。

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Raspberry PI 2 3.5” LCD < インストール>

ちょっと順番が飛びますが、Raspberry PI2と一体で運用が出来る3.5″ LCDを購入しましたので、忘れないうちに備忘録を。

購入は、eBayから。簡易ケース付きで1,800円とお買い得。

OSYOOの箱に入って着荷しましたが、メーカーはKeDeiというところのようだ。

調べたところ、ドライバーが入っているイメージとドライバーをインストールする2つの方法があるようですが、私はドライバーをインストールする方法を選択。

まず、いつもの手順でOSをインストール、初期設置設定を完了させる。

その後、基板にシルク印刷されている、バージョン番号を確認して、適切なドライバーをここからダウンロードする。

バージョンを確認

まず、Rasiperr PI2に”LCD_show_v6_1_2.tar.gz”にコピーをして解凍。

tar -xzvf LCD_show_v6_1_2.tar.gz

LCD_show_v6_1_2ディレクトリに移動して、

cd LCD_show_v6_1_2

sudo apt-get update

を実行後、

sudo ./LCD35_v

を実行後、しばらくすると自動的に再起動される。

再起動後、LCDに表示されれば、完了。

今後、システムのアップデートを行う場合は、

sudo apt-mark hold raspberrypi-bootloader

を実行してから、

sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade

を行うようにと、書かれていました。

HDMIに切り替える場合には、

sudo ./LCD_hdmi

を実行すればOK。のハズ。。。

ちなみに、同梱されていたケースはこんな感じのもの。液晶側のパネルは無し。

IMG_8153 IMG_8154

 

<2017.2.5 Updated>
ファイルの入手はここから
 sudo wget http://en.kedei.net/raspberry/v6_1/LCD_show_v6_1_3.tar.gz

で解凍するには
tar xzvf LCD_show_v6_1_3.tar.gz

Raspberry PI <インストール、起動編>

購入したのは半年くらい前?その間、OSをインストールし、アプリケーションをインストールし、動かない?それでは、最初から。。。と何度となくやってきました。

そんなことが簡単にできるのもRaspberry Piのいいところですね。

さらに、その手順というのは先人の先輩方がインターネット上に公開している手順に沿って行うだけで、感謝感謝です。

そのインターネットで検索してで来る手順ですが、自分の頭を整理することも含め、備忘録として書いておきます。

ここでは、OSをインストールし、起動できるようになるまで手順を書いておきます。

1)Micro SDカードのフォーマット

使用するユーティリティ:SDFormatter

一度、OSをインストールしたカードを再度使う時にも使います。再フォーマットするときには「オプション設定」/「理論サイズ調整」をONにすることで、初期のサイズに戻り、OSのイメージを焼くことが出来ます。

理論サイズ調整画面

 

2)SDカードへのイメージコピー

WindowsOSの場合はWin32DiskImagerを使ってOSのイメージをSDカードにコピーします。

SDカードをカードリーダーに挿入し、カードリーダーをPCと接続。

認識したドライブ名を確認し(ここではHドライブ)、ダウンロード済のイメージを選択し、「Write」をクリック。しばらくすると、「Complete」のダイアログが表示され、終了。

Image Writing

3)起動

マイクロSDカードにOSのイメージが焼けたら、カードリーダーからマイクロSDカードを取り出し、RaspberryPiに挿入します。その後、電源を投入すれば起動をし始めます。l

4)ターミナルソフトで接続

今回は、モニターもキーボードもなしでRaspberryPi以外にあるものはネットワークにつながっているWinPCのみで立ち上げることにチャレンジしてみます。

正しく起動すれば、RaspberrPiのIPアドレスはDHCPで取得されます。もちろん、接続されてたLAN環境にDHCPサーバーがあることが前提ですが。

次はDHCPサーバーによって割り振られたIPアドレスを取得すればTeraTermなどのターミナルソフトを使ってSSHで接続が可能となります。

IPアドレスはDHCPサーバーが起動しているネットワーク機器になら大抵にある、払い出し状況を確認する画面から、一番最近割り振られたIPアドレス(リリース時間が一番長いデバイスのIPアドレス)がそれにあたるハズです。

そのIPアドレスをTeraTermなどでSSH接続を指定(TCPポート22)し、ホストのIPアドレスとして入力して接続で初期設定の下記の2つを入力すれば、まずは接続完了です。

ユーザー名: pi

パスフレーズ: raspberry

TeraTerm

5)リモートデスクトップで接続

コマンドだけでは、なかなか使いにくいこともあるでしょうから、WindowsOSのリモートデスクトップを使って接続し、GUIをつかって操作できるようにします。

GUIが表示されれば、Wifiの設定もなれないUNIX系のエディタを起動して設定することもしないで済むので楽です。

sudo apt-get update
sudo apt-get install xrdp

これで、Windowsのリモートデスクトップを使ってアクセスが出来るようになります。

おそらく、ほとんどの方がWinPCのキーボードは日本語キーボードでしょうから、若干のおまじないをすることで、迷わずにキー入力することが出来るようになるでしょう。

cd /etc/xrdp/
sudo wget http://w.vmeta.jp/temp/km-0411.ini
sudo ln -s km-0411.ini km-e0010411.ini
sudo ln -s km-0411.ini km-e0200411.ini
sudo ln -s km-0411.ini km-e0210411.ini
sudo service xrdp restart

とりあえず、ここまで来れば、GUIを使ってWifiの設定も簡単に出来るハズです。

充電器

秋月の充電器キットと壊れた高級充電器をバラシて残ったアルミ製のケースがあったので、充電器を作った。

実は、今まで、まともな充電器がなく、おっかなびっくり充電をしていたのだった。それではバッテリーにも、気分的にも良くないので、急に思い立ち手元のパーツ整理も兼ねていざ作製へ。

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以前、2N3055相当のパワートランジスタを買っておいたのを思い出して、大型バッテリーも充電出来るようにとパワートランジスタを探しだしたのだが、見つからない。確か、先週見たような気がするのだが。。。

気が付いたらパーツ整理大会となってしまった。

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カッコイケースだったので、ちょっとした失敗で中身はこんな感じで収まることになってしまった。今回は大容量バッテリーを充電することを想定してR7は1オームを選定。

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電圧計と電流計は、これまた秋月の電圧・電流計DE-2645-02を採用。

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とりあえず、ちょこっと放電したバッテリー(電圧12Vちょっと)で動作確認。とりあえず、動いているようだ。

来週は、完全放電しているだろう、別のバッテリーで電流の調整をしてみることにする。

 

【使用パーツ】

  • 鉛蓄電池充電器パーツキット 1,000円
  • LEDデジタルパネルメーター DE-2645-02 1,100 円
  • 65W級スイッチングACアダプター16V4A 1,800円

 

ひかり電話とVPN(工事編)

 auひかりに別れを告げ、フレッツ光への回線を変更してみた。
手続き上はSo-net 光 コラボレーションへの契約変更で済んだ。

 回線変更の主な目的は、スマホを家の固定電話の子機として使うこと。「これって、何のため?」と聞かれそうだが、外出先(国内外問わず)から日本国内に電話するときの通信費用を抑える為で、特に海外に居るときには、非常にこの効果は大きいハズと思っている。

 ただ、どうやって運用するのか含め、実用に耐えうるのかが判らないので、これから試行錯誤が続く。そして最後には断念となるかもしれない。

 ということで、9時半頃から工事スタート。小雨の中、ありがとうございまいした。
前回、auの工事の時は、本工事の前に家の前まで光ケーブルの配線を済ませていたようだったが、NTTは、その当日に光ケーブルの配線を行っていた。

小雨降る中の工事

 電話の開通を確認して完了。工事は1・5時間程度。配管(PF管)はすでに一杯で、別途穴を開ける必要がある思っていたが、すんなりと通った。

結線終了

 インターネットの設定は自分で行うということで、ノートPCを持ち出し設定をして完了。若干IPアドレスのセグメントが変わったので、LBP等のデバイスのIPアドレスも変更して、まずは通常のネットワーク環境に戻しました。

設定開始

 さて、次はVPNの設定かな。おっと、その前にこのスパゲッティーを何とかしないと。

Raspberry Pi 2に心惹かれて

中学時代にマイコンに心惹かれてからはやうん十年。

そのころから、ちゃんとマイコンを勉強していれば、もう少し今の仕事に役立っていたかもと思う今日この頃ですが、気がつくと手軽にコンピューターをいじって遊ぶような環境が世の中に出来ていることに気がつきました。

その当時はだれもがコンピューターを持ち、使える時代ではなく、好きな人がキットを買ってきて作るのがやっとのような時代。

新日本電気(NEC)が発売したTK-80シリーズのコピー版、MK-80というものを親に買ってもらったのが、私のコンピューターとの出会いでした。
おそらく、今となってはTK-80のコピー版があったなんで、知るひとぞ知るといった感じかと思います。インターネットで検索しても全く引っ掛かりませんので。

と、前置きはさておき、SDRのラジオサーバー構築をとりあえずの目標としてRaspberry Pi 2 Model Bを購入することになりました。

【購入】
1)Raspberry Pi 2 Model B 5,450円 (秋月電子)

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2)micro SD (16GB) TOSHIBA EXCERIA R95/W60 1,725円 (浜田電機)

SDカードの容量と速度には悩みました。不要になってもドライブレコーダー用に使うことも出来るように16Gで書き込み速度も早めのものを購入。

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3)HDMIケーブル ¥250 (秋月)
とりあえず、買ったものの、立ち上げ時に立ちあがったのを確認するためだけに使った。買わなくてもよかったかもとちょっと後悔。

起動には、5Vの電源が必要だったが、2AのUSB充電器があったのでそれをとりあえず使用することにして、スタートを切ることにしました。

最終的には、Wifiによるネットワーク接続、Bluetoothでのマウス、キーボード接続、もちろんSDRの接続を行う。
大まかなステップは以下の通り。

1)OSの導入
2)SDRの接続
3)Wifiでのネット接続
4)Bluetoothによるマウス、キーボード接続

こんな感じに進めていくことになるでしょう。

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