「BMW K1100LT」カテゴリーアーカイブ

リアブレーキディスク交換 (63,190Km)

 すんなりとは行きませんでしたが、無事交換完了しました。

結局、200mmのギアまで抜くことが出来るプーラをヤフオクで購入。高いと思いきや、鍛造品の新品で、送料含めて3,000円でおつりが来ました。

 200mmのギアが抜けることが出来るとなるとやはりプーラ自身もデカくなりますね。
近所の町工場にありそうなレベルのような気がしてきました。だんだん工具箱も入りきらなくなりつつあります。

 このクラスのプーラとなると引っ掛ける爪も肉厚となり、ABSリングとロータの隙間に入るかちょっと心配でしたが、何とか引っかかってくれて作業開始することが出来ました。

 抜くのはアルミ製のリング。均等に力を加えないと歪みそうなので、3つの爪が均等にリングに掛かっていることを確認しながら、序々にメガネレンチに力を加え引き抜きます。ローターのセンター部はぽっかりと穴が開いていますので、そこには転がっていたアルミの板(10mm程度を2枚重ねて)で橋渡しします。
 

 リングを外すために、これだけのツールを使いました。プーラの左側にあるアルミのブロックが橋渡しに使用したアルミのブロックです。

ABSリングが外れた後は、新品のローターに圧入するのですが、これが思ったよりスムーズ。ステムのベアリングの圧入より遥かに楽でした。
 ABSリングは3つのボルトでリングがローターから抜けないよう抑えるだけです。このボルトにはロックタイトを塗布するように指示がありましたので、手元にあるロックタイトを塗布して固定。デフには新品のボルト(これはナイロック塗布済み)で固定し、これで交換完了です。

 ABSセンサーのクリアランスを確認後、キャリパーを取り付け、エンジンを掛けてブレーキロータをまわしてみたら、若干キャリパーに摺り傷が。どうやらキャリパー?かどこかが擦っているようす。これまで使っていたロータにも付いているので、このローター特有の現象ではないと判断し、これで作業終了。
ちょっと近所を走って、ブレーキのアタリを確認。当然ながら、アタリが出ていない状態では、ちょっと効きが甘いですが、これまでスースー、キーキー行っていた現状がピタっとなおって、よかったぁ~。

リアディスクロータ交換前準備 その2

 さて、先週の続きです。

 1週間でUKから部品も届いたので、とっと交換して走り出したいものです。海外のサイトで外し方の様子を聞いたのですが、やはり暖めるという方法でした。

仕方が無いので、バーナーの登場です。で、そこそこ熱されて、タイヤレバーで「えぃっ!」とやってもびくともしません。

 うーん困った。この手の圧入の部品の場合、プーラーでじわじわと引き抜くのがベストなんだが、こんなデカイ引き抜き治具(ギアプーラー等)が手元にあるわけない。

 インターネットで調べると車のブレーキロータを外すのに使うようです。ならば、自動車整備工場にでも持ち込むしかないか

リアディスクロータ交換前準備

 とりあえず、手持ちのロータを交換したのだが、円高もあるのでこの際、新品を購入してしまえ!ということでMortorworksへオーダしました。しかし、ABSの歯が着いているのはちょっと高いので、歯なしを購入してちょっと節約しました。
 
 そして、先週の金曜日にMotorworksにこのABS歯の無いロータを注文したのだがバックオーダのようで、入荷までしばらく掛かりそうなことが判明。早ければ、再来週くらいかな。

 届き次第、ABSリングを装着してロータ自身を交換したいので、手持ちのディスクロータからABSリングを外す作業をやっておくことにした。

 ABSリングは3mmのヘキサゴンレンチで緩めるられるのだが、これまた結構軟弱なボルトのため、すぐに舐めそう。
 確実に緩めるためにはヘックスのビットでしっかりと力を加えたいところだが、手元に3mmのヘックスビットが無い。仕方が無いので、これまたアストロに向かいコーケンのヘックスのビットを購入、いざ勝負!!と1つは外れたが、残りの2つは舐めてしまった。熱を掛けておいたのですが、無駄だったようです。

 結局、ディスクグラインダーを出してきて、アーレンボルトの頭をディスクグラインダーで落とし、バイスグリップでつまんで完了

 これでABSのリングはフリーとなっているのだが、外れない。リングはアルミなので慎重に行動する必要があります。さて、どうしましょう。かなりタイトであるという情報はありますが・・・。少し暖めてからやってみようかなぁ。

ということで続きは来週です。

リアブレーキディスク交換 (63,189Km)

 太平洋上にはのんびり台風がうろついている最中、LTのリアブレーキディスクの交換を行いました。早朝出発で、墓参りで富士山往復、帰宅後、散髪に行って帰ってきた14時過ぎからの作業。不快指数200%と思えるような湿気の中で、ちょっとうんざり気分ですが・・・

 実は、先週大学時代の友人宅の北茨城まで遠出した時、リアディスクパッドの引きずりが顕著になったことに気が付き、まずは、使用制限以上に使っているディスク交換となりました。

 ブレーキ周りは熱が発生するため、ボルトが固着してしまうのはよくあること。実際、ボルトを舐めてしまい、ボルトの頭をぶった切って・・・と悪戦苦闘する人がいるほどです。そんなこともあって、作業は慎重に進めました。

 タイヤ、キャリパーを外してボルトにアクセスできる状態になって、すかさず手持ちの5mmのヘックスのビットをボルトにあてがうと、ガタガタです。アストロプロダクトのヘックスなので、精度に不安はありましたが、それにしても酷い。念のため、ヘックスのレンチをあてがうが、それでも若干がたつきがあります。 

 仕方が無いので、後の祭りにならないようアストロプロダクに一っ走りしてコーケンのビット約600円払って購入。で、帰ってきてボルトにあてがうと・・・あーん、まだがたつきが。それでもましです。
ちなみに、下の写真の右側がアストロのビット、左側がコーケンのビットです。アストロは使い倒し気味ではありますが、通常の作業には問題なく使っています。

 さて、コーケンでガタつくなら諦めがつくというもん。念のためバーナーであぶってから力を掛けると、気が抜けるほどあっさりとボルトが緩んでしまいました。よかった。

 無事外れたディスクを厚みを測定したら4mm。一方交換しようとしている中古のディスクは5mm。えっつ!5mm!? サービスマニュアルによると5mmまでと書いてある(泣)。まあ、3千円くらいでオークションで買った中古だから仕方が無いね。円高のうちに輸入するかぁ・・・

 

 後は、元に戻し、ロックタイトを塗って規定トルクで締め付けて完了。

 エンジンを掛けてリアタイヤを回してブレーキを踏むと、なにやらギシギシと音が。原因はハッキリわかりませんが、おそらく、ディスクを交換したことにより、パッドと接する面が変わったためと思われます。しばらく走ってパッドが削れば直るかと。本来なら、新品のディスク、新品のパッドを同時に交換するのがベストなんですがね。

K1100LT車検 (62,400Km)

 クリスマスイブの24日。今回は忘れずにバイクの車検に行ってきました。2ヶ月程前、駐車場で左側に立ちゴケしました。ちょっと心配で、テスター屋さんに入ってチェックしてもらったら、それ原因か判りませんが、光軸が右にズレていまして、陸事の前にあるテスター屋さんで調整してもらって正解!無事、1回でパスしました。再検査は1日2回までなので、転ばす先の何とかですかね。

 私の前で車検を受けていた新車?は光軸のテストで落ちてました。そんなのアリ?

 備忘録として掛かった費用を列挙しておきます。

【車検費用】
合計 21,800円 (整備費用、消耗品、交換パーツは除く)

内訳は下記の通り
・自賠責(24ヶ月) 13,400円
・テスター屋(光軸調整)1,680円
・書類一式 20円
・検査登録 400円
・審査代 1,300円
・重量税 5,000円

K1100LT車検整備 62,369Km

年明け早々に車検が切れるので、年末・年始休暇中に車検を受けなくてはなりません。前回は見事タイミングを外し、車検切れに・・・。今回は早々準備をスタートしました。

午前中、カングーのスタッドレスへのタイヤ交換を済ませて、記録簿片手にスタート。おっとノギスも。

この2年はあまり走っていないので、ブレーキパッドは全くといって減っていません。で、プラグは?というと、街乗りばっかりだったので、こんな状態です。4本とも殆ど同じです。

ちょっと本腰入れて走らないといけないですね。

ちょっと気になっている、フロントフォークのシールも問題なさそう。一連の整備後、各要所の確認を兼ねて羽田まで走って整備終了です。

今年の12月頭に車検予約システムが変更になっていますので、ユーザ車検を受ける方はご注意ください。

いつもの散歩道

 くそ暑い日が続いていますが、朝のすがすがしさに釣られて7時、いつもの散歩道を走りに行き、夏らしい富士山を見てきました。
 

いつものコース

 で、帰りにはバイク仲間が辻堂でオープンした喫茶店(cafeDoor)によって、帰ってきました。これから、こんなルートが散歩道となりそうです。

【cafeDoor】 http://cafedoor.jp/

マフラーのクラック(修理編)

 さて、治具を作るのは諦め、車体に装着した状態で仮止め溶接をしてもらうことにしたので、なんとかもとのように治めて、マフラー屋さんのマルスに向かいました。

 まず、何点か溶接して、仮止め。外してみたところ・・・1番,2番,3番の順番で下がり、4番が1番と同じ程度の高さになっていました。 で、1番と3番の高低さ5mmもあります。
 ともあれ、どれが正しい位置なのかが全くわからない状態となってしまいました。

 さらに、外したマフラーのエキゾースト側をまじまじとみていると、なぜか1番だけすすけている。もしかして、ガスケットが入ってない??確認したところ、1番のみガスケットが入っていない状態であることも発覚。なぜだぁ?高さあわせ?

 こんな状況のため、結果としてお店の人を悩ませてしまいました。協議した結果、新品のガスケットを使いながら、組み込むことを前提に、仮り付けした位置で、本溶接を続けました。

 さて、溶接も無事終わりました。きれいですんねぇ。
 

溶接はグー

 これで、しばらく様子をみることにしましたが、根本的な対策は何にも打っていないので、再発する可能性は大です。まあ、その時は諦めることにしましょう。

マフラーのクラック

 K100RS 4V, K1100RS/LTのABS-I搭載モデルでは、マフラーのつなぎ目にクラックが発生するという都市伝説があったが、このたび、この都市伝説は、真実のものとなった・・・。

 エキゾーストパイプの結合部を下から覗くと、4本が結合される箇所に黒い筋が見えた。もしかすると・・・。クラックが発生し、その隙間から排気が漏れてススけているのでは??

 いやーな思いを残しながら、マフラーを外してみました。そうしたら・・・。あれ、K1100LTって3気筒だったっけ? クラックと思っていた筋は完全に分裂していた筋だったのです。
 

 手で勘合させてみると、ちゃんと合わさります。 溶接するためには、それなりの位置に保持しておく必要があります。つまり、勘合した状態で保持するような治具を用意しておかないといけないのです。で、作ってみたのです。

 75mm間隔で、直径8mmのボルトで固定されており、その通りの治具を作ってみたのですが、今一つしっくり行きません。工作精度が低いこともありますが、ボルトの間隔も精度の関係か、均等でないのです・・・。

 さーて、困った困った・・・。どうしましょう。ちょっと考えることにして、撤収です。

 マフラーはダンパーを介して固定されていますが、みごと破談されていました。
すでに、新品は入手スミなので、交換すればOKです。

 さて、来週は、溶接屋さんに行って、相談してみようかなぁ