「YAMAHA TDR80」カテゴリーアーカイブ

TDR 分解作業(その5)

昨日、リアブレーキ・マスターシリンダの取り付けボルトを外すとき、ちょっと気を緩めたら見事になめてしまいました。ボルトの頭が丸くなっているので、バイスグリップで噛むことができません。隣の家のご主人が、なめたネジを回すときに塗布する液体を持ってきてくださって、それもチャレンジしましたが、ダメ。となると、エキストラクタの出番??

とりあえず、バイクで5分程度のところにアストロプロダクトがあるので、一番安いエクストラクター440円を購入し、作業を開始。まずは、ドリルで穴を開けて。。。うーん面倒だなぁ。

そういえば、溝を掘って、そこにポンチなどをあててハンマで叩いて強制的に回すという方法もあったっけ。とノコで切り込みをいれて、そこに貫通ドライバをあてて、ハンマでガツン!と一撃与えたらあっさり周りました。440円損した・・・。

エアクリーナボックスも知恵の輪のようにして、フレームのカゴからとりだして、本日はの作業はおしまいです。(作業時間:1H)

それにしてもフレームの錆が凄い、少々、トーンが下がり気味になっています(笑)。

TDR 分解作業(その4)

錆び取り作業からちょっと離れて、久しぶりに分解作業を2.5時間ほどやりました。

チャンバー、メインハーネス、Rブレーキキャリパーを外し、Rブレーキマスターシリンダ、あっつ2つあるボルトが1つなめちゃった(泣)。バイスグリップも噛むことができず、どうやって外そう・・・。

さて、どうやって外すか悩むものがもう1つ。エアクリーナボックス。古今東西エアクリーナは外しにくいものと思っているが、このTDRも例外ではなさそう。

エンジンオイルタンクなど、周囲にあるパーツを外したが、まだ、フレームの間から抜けない。もしかしたら、タイヤを外す必要がある??

さて、余談ですが・・・。

サビサビのバイクの分解にはインパクトドライババイスグリップが必需品です。

インパクトドライバ(ハンマーで叩いて回すやつ)も安物だと叩いた力が、回転する力に効率よく変換されないのか、高い工具(KTC製)に買い換えたとたん、緩まないネジはなくなりました。

錆でドライバの頭が崩れかけているケースに非常に有効なのがバイスグリップ、別名ロッキングプライヤーという。ネジの頭をこのバイスグリップで挟み、ロックし、エイッ!と回します。このとき、ネジの頭を挟む力はロックされているので不要。回す方向だけに力を注げばよいので簡単に緩めることが出来るというしろもの。

さて、本題に戻ります。今日の成果は以下の通り。エアクリーナボックス、Rブレーキマスターシリンダが外れれば、一気に分解が進みます。あっ、壊したチェーンカッター、修理しなくては。

【錆処理】TDR 錆び取り (その4)

さて、タンクの錆び取りですが、先週から屋内でさびとるやんで満たしたタンクを観察していましたが、火曜日に、新たな2箇所で穴を発見。平日にも関わらず、半田コテ作業を行いなんとか埋め、この週末までさびとるやんで処理を継続しました。

その結果がコレです。

さびとるやんを抜き、水で洗い、ストーブで乾燥させたら、こんなんなりました。とりあえず、給油口から目で見える箇所は、綺麗サッパリとなりました。

タンク左側のコック付近だけでなく、おそらく、右側底付近もまだ壁面に錆びが付着している可能性は大ですが、それを落とす手段が見当たらないので、とりえあえず、タンクの錆び取りはこれで一旦終了。次の作業へと進めますっ!!。

じゃないとキリがない・・・。

【錆処理】TDR 錆び取り (その3)

結局、2晩、さびとるやんをいれておいたGSタンクから、さびとるやんを抜いて、ペットボトルに移してみました。ラジエータの時ほど凄い状態にはなっていませんでしたが、それなりに錆び色に染まっています。もちろん、底には錆びが沈殿しています。

ペットボトルでちょぼちょぼと移すのは面倒なので、バケツにあけてみました。するとバケツの底には予想以上のさびが沈殿していました。うーん、いやな雰囲気だなぁ。

さて、さびとるやんを抜いたら、GSタンクの中を洗います。これまたヌクヌクとシャワーボックスで作業を開始、するとまた錆びが出てきます。粉状の錆びだけでなく、10mm角程度の錆びがぼろぼろと出てきます。

タンクは、錆びが出てこなくなるまでジャバジャバとすすぎ、中身を覗いてみると、うっすら黄色い膜のようなものが発生しています。実は、さびとるやんを抜いた直後には無かったもので、水で洗浄している間に発生したものかと思われます。錆びのように思えますが、正体は不明です。ちょっと気にはなりますが、これ以上に気になるものが出てきたので、後回し・・・。

それは、コック周囲の壁面に発生していた大量の錆びです。コックを外した穴からのぞいて見えたそれは、まるで錆びの鍾乳洞よう(泣)。

コックを外した穴から太い針金を差込、壁面を突っついて、水でゆすぐと壁面から剥がれた錆びがボロボロと。おまけに、新たな穴が形成され、再び半田で穴塞ぎ作業が発生・・・。

タンク左側の錆びで鉄板が薄くなっていそうな箇所をプラスドライバでど突くとさらに2個ほど穴が形成され、再再半田で穴塞ぎ作業。一体何個の穴を塞いだんだ??

結局、さびとるやんを再度注入し錆び取り+コーティング処理を行うことにしました。

【錆処理】TDR 塗装剥がし (その1)

さて、ガソリンタンクの錆び取りは並行して室内で行われていますので、今度はカウルステーの再塗装のための塗装剥がしです。

強力な剥離剤(リムーバ No.1)を使用して、剥離させます。ブラシで塗り出すと、ちょっと鼻につく匂いが気になりますが、そのまま続行。あれよあれよと塗膜が剥がれていきます。確かに、以前使ったことがある剥離剤より強そうです。ハケで縫っているときに、塗膜が頬に飛んだようで痛みが・・・。顔も覆っておいたほうがよさそうです。

剥げ落ちた塗膜の後には、錆びがありました。かなり錆びが進行していたようです。とりあえず、全部に剥離剤を塗り、ワイヤーブラシで落とそうとしましたが、完全には落ちない箇所が。その部分にはバーナーの火であぶってと、、、「うわっ!!この臭いはなんだ!!息が出来ない」。直ぐに、バーナーの火を消したのは言うまでもありません。(泣)

とりあえず、塗膜を綺麗にぬぐい、ワイヤーブラシのみでちょっと錆びをとった状態です。やはり、サンドブラストするのが早そうです。

【錆処理】TDR 錆び取り (その2)

31日にラジエータに仕込んだ、さびとるやん。確かに抜いた薬液は茶色になっていました。が、ラジエータキャップから中を覗くと、まだ錆びが付着しています。まだ付けておく時間が必要なのだろうか?

1L入れたはずなのに出てきたのはこれだけ。若干こぼしはしましたが・・・

アルミには効かないということなので、ラジエータの材質を別途調べてから再度処理をするかを決めたいと思います。

さて、練習はこれでおしまい。いよいよタンクの錆び取りに入ります。

TDRのタンクは8L。さびとるやんを5倍薄めて使うとなると1.6Lが必要です。Webの情報によると、薬液の濃さを濃くするより、温度を高くしたほうが効果があるということなので、ラジエータの処理の時に作った5倍希釈の薬液1Lと残り7Lは1Lのさびとるやんを希釈(7倍希釈)して使うことにしました。

ただ、処理温度を上げるために、薬液を入れる前にストーブの前でタンクを加熱、そしてシャワールームの給湯で一番高い温度(60度位?)にセットしてタンクに注ぎ、その中に、さびとるやんを入れることにしました。

お湯、さびとるやん、両方が注ぎ込まれたら軽く振って混ぜます。その後、ガスストーブの前に、温風の口と同じ高さになるように調整し放置しました。

熱風があたるように高さを調整

高さを調整するために、こんな方に活躍して頂いています。皆さん、お判りでしょうか?気合で錆びがとれそうな気分です。

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とりあえず、初期状態は初期状態

さて、明日、明後日?にはこれがどのように変化しているかが楽しみです。

【錆処理】TDR 錆び取り (その1)

正月料理も作って、ひと段落したところで、ちょうど錆び取りケミカルが届きました。その名は「さびとるやん」。RZ250R(29L)に乗っていたとき、MLでお世話になった、にえさんから購入した逸品です。今回はタンクをはじめとする錆び取りならびにコーティングをこれで行います。

さびとるやん登場!400cc使った後の写真です。

まず、タンクは油脂分を取り除くために、洗剤で洗います。ケルヒャーの高圧洗浄機もありますが、倉庫から出すのが面倒だったので、コンプレッサーの負圧を使った洗浄ノズルで洗剤を混ぜた水を噴射。ノズルで届くところの内部を洗浄します。

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ノズルからの噴射された洗剤が届かないところは、洗剤と水を入れて振るしかありません。洗剤と水を入れると・・・

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ありゃ、水が漏れてる。コックのネジが緩いのか?増し締めしても様子は変わらず。漏れている箇所をよーーくみると、新たな穴があいているじゃないですか。その穴の周囲をマイナスドライバでどついていたらさらに10mmの長さの長穴まであいていることが判明。とりあえず、洗剤での洗浄を終わらせ、穴塞ぎへと作業を移します。

穴の大きさが大きいので、手元にあった同軸のシールドを使って、穴を埋めることにしました。

大きい穴もあるので同軸のシールドを使って

あまりにも寒さで、ここからは室内で作業。前回同様、100Wコテとバナーが活躍して、あっという間に塞がりました(見かけ上)。本当に塞がったかは、さびとるやんでさび取りを行ったときに判るでしょう。

うまく行ったかな? さて、本来ならGSタンクの錆び取りにとうつるのですが、昨日ラジエータの錆びが発覚したため、GSタンクより前に、さびとるやんを使ってラジエータの錆び取りを行います。

ラジエータの中身はこんな感じ

見えるところでこんな感じ

とりあえず5倍程度に薄めたさびとるやんをお湯に溶かして、ラジエータにぶち込みました。最初はシャワーボックスで鎮座していましたが、その後、液体の温度低下をなるべく防ぐために、部屋のガスストーブの近傍に置くことにしました。

シャーボックスで鎮座するラジエータ

さて、明日の様子が楽しみです。

TDR 分解作業(その3)

今日は、ちょっとフライングで太陽が真上にある昼間に実施。ヘッドライト、テールランプ、カウルステー、リアフェンダー、ラジエータ類を取り外し、洗浄を完了。

ラジエータの中身は茶色。どうしたもんか・・・。

まだまだかかりそう

さて、ケミカル類も続々と入荷。フレームをはじめ、さびがひどいパーツの再塗装を行うために、剥離剤を購入しました。そこらに売っているものだと、コストが高いので、「リムーバー№1」の小分けを1缶、油脂をふき取るクリーナ(シリコンオフ)を1缶購入。多分一生分の量になると思うけど、ホームセンターやカーショップで買うよりも安い。

塗装剥離剤とシリコンオフ的なもの

TDR 分解作業(その2)

本日の掃除業務が終わった16時。1時間だけ分解作業を実施。

フロントカウル、フロントフェンダー、メータ、ランプ、ウインカー類が外れました。フロントフェンダーを外すときにヒビ割れを発見。これはFRPで裏から修理してみようかな?

まだまだ掛かりそう

明日は明るいうちに、フロントカウル、フェンダーの洗浄。可能であれば、フロントフェンダーの修理かな?

さて、フレームの塗装を行うための、塗料が届きました。2液ウレタン(黒)、サーフェーイサー、そして、ミッチャクロン。このミッチャクロン、怪しげな名前ですが、名前の通り、塗料の付きが良くなるようです。

フレーム塗装用

TDR 分解作業(その1)

本日の大掃除はおしまい!ということで、辺りが暗くなるまでの小一時間、TDRをばらすことに。シートカウル、サイドカウル付近はさびもなく簡単に外れるのですが、フロントのカウルのネジはバイスグリップでやっとこさで外れました。

こんなところで梃子摺っているとは、先が思いやられます。

結構フレームが錆びているのが判ります。

サイドカウルを外すときに、力を入れる方向を間違ったら、割ってしまいました。(泣)

プラリペアで修理かなぁ~。

げっつ、割ってしまった