また、穴との戦いが始まった・・・

 09年の12月、TDRが手元に戻った直後、ガソリンタンクの穴を何度となく修理をし、一時は穴は塞がったと思っいたが、やはりまだ錆びによる穴はまだ隠れていたようだ。

 8月になると玄関前においてあるTDRの横を通ると、ちょとガス臭い。タンク底のコック部品とのつなぎからにじむ程度に漏れているのが判っていたので、その滲みの状況が悪化した勝手に解釈していた。

 確かにコック部品との繋ぎ部のボルト付近にガソリンの滲みがあり、以前より酷くなっているようだ。

 ガソリンはまだ3分目程度まで入っているの給油口から漏れないようにタンクを傾けタンクの底をみると、コックと反対側のタンク底に油脂系の滲みが、そして、ドライバの先あたりに1mm程度の穴の予備軍を発見!!
( _ _ )……….o

こういうのを見つけると、とがったもので突っつきたくなるのが、人の性。で、ドライバで突っついてみたら、案の定ガソリンがドドッと吹き出てきました。

 後先を考えずにこんなことをしてしまったからさあ大変。

 まず、ガソリンタンクの底に穴を開けてしまったものだから、タンクを正立(本来の向きで置くこと)させることが出来ません。 といって、天地を逆にすると給油口からガソリンが漏れてきそうです。

 仕方が無いので、5Kg程度あるガソリンタンクを片手でガソリンがもれない状態でフォールドしながら、倉庫までガソリンを移す容器を取りに行き、蓋を開けてその穴にはいるようにガソリンタンクを傾けること30分。やっとガソリンタンクを置ける状態になりました。(大汗)

 おかげで腕と背筋がバキバキになってしまいました。

 ガソリンを抜いただけで、次の穴をふさぐ作業(半田+ガスバーナー)を行うと、タンク内に残留ガスがあり、それに引火し火を噴く(経験あり)ので、しばらく放置してからの作業となる予定です。

(本記事の実作業は8/12)

山ごもり2011 夏(3日目)

 部屋の窓を閉めて寝たのもあって、ちょっと暑く、5時半頃目が覚めた。朝食は7時半なので、まだ2時間弱ある。どうしよう?、ベッドの中でしばらくもぞもぞ。やっぱりもったいないので、6時過ぎに散歩に出かけることにしました。

 平坦なところの散歩は気が楽だねぇ。ちょっと日差しが強いですが、まだ我慢が出来る程度。とりあえず、ジャンプ台が見える方向へとぼとぼ歩いみました。普段は車でしか通らない場所を歩くといつもと違った景色が見えますよね。

 ふと気になるわき道を歩いていると、スイス風のデザインのホテルがあったりします。スイスは行ったことはありませんが、日本人のイメージ通りのデザインですね。Heidi Hofというホテルのようです。

 
 さらに、そのわき道を進んでいったら、木の間から気球が浮かんでいるのを発見。飛び上がるのか?と思いきや、上昇したり、下降したりの繰り返し。どうやら、早朝に行っている熱気球係留体験というツアーだったようです。
5分間だけのふんわり感を味わうツアー、この早朝の涼しい時間帯なら気持ちよさそうです。

 7時を過ぎるとさすがに暑くなりますね。日陰が無いので、直射日光がじりじりと照りつけます。朝食の時間も近づいてきたので、いそいそをペンションに戻って食事をとってと・・・荷物を片付け帰路に。

 途中、飯森駅のそばに見つけたブルーベリー農園でお土産を買い、一路、最後の涼しさを求め、ビーナスラインに向かいました。

 途中、灼熱地獄の豊科の国道で、なにやらトラブルに見舞われている伊豆ナンバーのK1600GTを横目に松本に抜け、一機に涼しいビーナスラインへ!と意気込んで駆け上ったのですが、ビーナスラインの上も暑い!!やっぱり今年は異常ですね。

途中、大門峠にある利休庵で蕎麦を食べて帰ろうと思ったのですが、松本を抜けるのに思った以上に時間がかかってしまい、断念。結局霧が峰のレストハウスで軽くすませた。

 そういえば、6年ほど前、会社の上司と一緒にツーリングに来て、上司がこの利休庵の前で砂にタイヤを取られて、あわやく対向車に激突。結局アバラ骨を折って・・・というアクシデント出来事があったっけ。(笑)

 白樺湖を横目に、途中わき道にそれて南諏訪IC経由で渋滞もなく、17時頃無事帰着しました。

201100810_mod

本日の総移動距離 約308Km (車)

 今回の山ごもりはいつもとちょっと違った形態の山ごもりで、それが新鮮でした。また、カミさんのトレーニング、いやリハビリも十分出来て満足満足!!

山ごもり2011 夏(2日目)

いつもの山ごもりなら、6時頃に目が覚めてゲレンデまでとぼとぼ散歩して、さーて今日は何しよう・・・という山ごもりですが、今回は、今日この別荘から10時には出て行かなくてはいけません。

散歩も早めに切り上げ、朝食を取って出発の準備です。といっても、今回は荷物(遊び道具など)も少ないので、片付けは簡単。時間に余裕がありそうだったので最後の一吹きし、日が高くなると段々暑くなり、汗ばむようになった9時には終了。 荷物を車に積んで出発です。

まずは、今日お世話になるペンションに車を置きに向かいました。今回お世話になるペンションは「林檎の樹」というペンションです。Googleで適当に検索したらヒットし、ペンションの場所がすぐ判ったということもあり、すぐに決めました。正確にいうと2軒目ですが・・・。

予定では、自転車で別荘地を走る(これもカミさんのリハビリ目的です) 予定でしたが、車を置きにペンションに行ったら、「今日どうされます?天気が良いので八方に登られたらいかがです?」という声に、結局、サイクリングは中止。八方へ向かいました。(カミさんと協議の結果ですので)

ゴンドラ、リフトに乗って・・・といろいろコースがありそうでしたが、以前登った五竜と同じ雰囲気だろうということで、あまり考えずにゴンドラに乗り込みました。

ゴンドラ1本、リフト2本を乗り継いで八方池山荘に到着。結構、老若男女、人がうじゃうじゃいるじゃん。クロックスのサンダルや、ぺらぺらのサンダルを履いている子供お抱えているネエちゃんもいるぞぉ。大丈夫なのか??


さて、ここからは足で登っていくのですが、どこまで行くか?が問題です。とりあえず、第二ケルンまで登ればいいんでない??と思ってスタート、「あれ、今ここどこ?」、「えーっと、(スマホのGPSを起動させて標高を調べる)、あれ、もう第二ケルン越えてる??」ということで、訳判らずに登って結局第三ケルン、八方池まで登ってしまいました。
途中、残雪が残っていたりします。

これが八方池。ここまでくるのに約45分程。ちょっとハイペースだったかもしれませんが、まあ、リハビリにはなったでしょう。

八方池のほとりで、コンビニのおにぎりを食べて、天候が崩れる前に下山です。一番下のゴンドラの駅に到着したのが2時半。心地よい汗をかいたので、汗を流しに、小谷温泉(<=風呂の写真はリンク先を参照ください)に向かいます。

降りてきて、判ったのですが今回ルートは、下の看板にある、「トレッキングエリア」というルートだったようです。

さて小谷温泉は、糸魚川方面にR148を走り、小谷温泉入り口で右折して、一気に上った頂上付近にあります。以前、ここの駐車場の前に雨飾荘という古びた山荘がありましたが、今回行ったらみごとに無くなっていて、コンクリートの基礎のみになっていました。風呂浴びてこの山荘で蕎麦を食べる・・・というのが良かったのですが。

駐車場から歩くこと数十秒。ちょっと判り難いところに入り口があります。

男女別の露天風呂ですが、脱衣場は殆ど無いに等しい、素朴な露天風呂です。もちろん源泉掛け流し。源泉が熱いため、つねに、温度を下げるための水を入れています。 夏だとちょっと熱めで辛いかもしれませんが、気持ちいぃ~。
ただ、この時期、アブがたくさんいるため、ゆっくり入っていられる状態ではありませんでした。もし、夏場に行かれる方は、ハエたたきを持参することをお勧めします。


結局、カミさんは、アブに追われて湯船には5分位しか入れず、それでもスッキリしたようです。私は15分程度入っていましたが・・・。さて、来た道を戻り、ペンションに向かいます。

ペンションに到着後、若干時間がありましたが、部屋でまったりと過ごし、夕飯ちょっと前には、ウッドデッキで生ビールを。そして食事へとなだれ込みました。 いつもの山ごもりなら、あーだ、こーだといいながら、夕食を作りだすのですが、何もしないで、食事が出てくるのもいいもんですね。

ゲレンデの中腹の別荘だと、食事の後に、ほろ酔い気分で散歩に行くということはちょっと出来ません。ゲレンデを下るのは出来ても、登るのはちょっと無理ということで・・・。
でも、別荘地の中であれば平坦なので腹ごなしに散歩が出来ます。ということで、昔しは活気があっただろうエコーランドに行ってみました。昔の面影はあるものの、通りを歩いている人はゼロ。悲しげにお店の明かりが点いているだけでした。

ということで、本日の総移動距離 約67Km (車、徒歩)とコースです。

本日のコース

山ごもり2011 夏(1日目)

いつもより1週間程度早くからスタートした夏休み、ピーク時消費電力を軽減するためみたいですが、実態は不明。とりあえず、涼しいところに逃げ込めば、クーラーをつけることなく生活し、その分、電力を消費しなくてすむはずなので、久しぶりに、夏のこの時期に山ごもりをすることにしました。

しかし、いつもの従兄弟の白馬の別荘は混雑しているようで、希望する日程では利用できず、結局今回の山ごもりは別荘1泊、普通のペンション1泊とちょっと変わった山ごもりです。

8/6(Sat)-7(Sun)と1泊で会社の同期家族らと例年の三浦海岸に宿泊し、8/8(Mon)朝一の出発で、
1日目は黒部ダムで涼みながら、白馬に向かうルートです。

サマータイム勤務のおかげで5時半起きも全く苦にならず、めでたく定刻通りの6時半過ぎに自宅を出発。狛江通りを通って、調布IC(7時40分通過)から中央道経由で向かいます。通常のお盆休み前ということですが、家族連れの車が多いみたい。談合坂(8時半着)もバイクは無し、四輪で混雑といった状態です。

渋滞も無くスムーズに走っていたのですが、走り途中、豊科ICで降りる直前で追い越し車線を走行中、覆面と肩を並べたところで、覆面の存在に気が付きあわててブレーキ。毎度の事ながら焦ります(笑)。

さて、黒部ダムは、長野道豊科ICを降りて大町を抜けながら約1時間かけて向かいます。やはり、お盆休みモードのようで、途中、大王わさび農場に通じる道(いつも使う近道)は観光客の乗用車で渋滞、先が思いやられます。

扇沢にはなんとか予定時刻の11時半頃には到着。ここからは、トロリーバスに乗り換えて黒部ダムに向かいます。ちなみに、現存路線するトロリーバスは、このトロリーバスと、この先、室堂まで行くときに通過する立山トンネルの中を走っている2路線だけなので貴重な体験ですね。バスから排ガスは出ないので、バス特有の臭いもなく、車酔いに弱い私でもOKです。

途中、上り・下りのバスはすれ違いポイントですれ違いをします。このすれ違いポイントでタブレットの受け渡しを見ることが出来ます。この時代、原始的な仕組みを使っているとは驚きです。確実かつ低予算で運営出来るからねぇ・・・。

黒部ダム駅を降りると、ダム展望台に上る階段(220段)とレストハウスに直接出られるルートに分かれますが、ここは思い切って220段を上ることに。で、ダム展望台から眺める黒部ダムはコレだ!

おや、思ったほど大きくないぞぉ。確かに、放水している風景は圧巻だが・・・。ふとダムの下を眺めたら、しぶきで虹が出来ていました。

途中、黒部ダムレストハウスでコンビニで買ったおにぎり食べ、ダムの上を歩いて、終了。14時のバスに乗るために、とぼとぼとホームに向かうトンネルを歩くのでした。

さて、涼しい黒部から、下界へ下りて白馬に向かいます。黒部からは白馬までは40分程度。道の脇の温度計が32度を表示しています。ただ、別荘までくると、ゲレンデ中腹付近のため、ぐっと気温も下がる・・・と思いきや、生ヌルイ感じが否めません。ちょっとガッカリです。

途中、比較的大きなホテル?ペンション?どっちだったかな?の取り壊し作業をしていました。確か、ホワイトハウス?という名前のホテルだったような。3本の大きな白い柱が印象的でしたが、今はその柱が横になって転がっていました。

聞いたところによると、オーナが何度か代わり、最後のオーナが取り壊しているとのことでした。震災・原発事故をきっかけで、オーストラリア人が殆ど帰国してしまい、白馬・五竜付近はかなりダメージを受けているようです。

今回の山ごもりでは、この別荘には1泊しか利用しないので、食事は外食。
従って買い物は不要。夕食の時間まで3時間程度あるので、ひと寝入りしたあと、清々しい山の中で2時間弱、練習を・・・久しぶりだ。

18時頃、明日の朝食の買い物がてら夕飯へ。以前、一度行ったことがあるのインディーモモ(カレー屋)へ。 夏のシーズン中なので、混んでいると思いきや、店内はガラガラです。
以前、食べに行ったときは、もうすこし、スパイシーな印象だったのですが、今回はいまひとつ。ネパール人、帰っちゃったかな?

食べ終わる頃、衝撃的な事実が。このお店、取りに来ればテイクアウトが出来るということがわかりました。ならば、別荘でビールを飲みながら食べることが出来たのに、残念。

実は、出てくる前に、「ビール飲みたいから歩いて行こうか」などと話しをしていたのですが、距離は約6キロ、工程は1時間程度、行きはよくても帰りが辛いということで、諦めて車で来たのです。でも、歩いて来て、この事実を知るよりはマシか。

ということで、本日の移動経路です。総移動距離約316km (車、トロリーバス、徒歩)
本日のコース

【インディ モモ】
ネパール・インド料理 http://www.hakuba-joho.net/hindi/index.htm

【関電トンネルトロリーバス】
扇沢・黒部ダム間は往復大人1人2,500円で、所要時間は16分

【参考:私の行ったダムとの比較】

黒部ダムの大きさに驚かなかったのは、流域面積が狭く、湖面が小さく見えたからと思われます。こうみると、フーバーダムはでかい。

黒部ダム 田子倉ダム フーバーダム
型式 アーチ式コンクリートダム 重力式コンクリートダム 重力式アーチ
堤高(メートル) 186 145 221
堤頂長(メートル) 492 462 379
堤体積(立方メートル) 1,582,000 1,950,000 2,500,000
流域面積(平方キロメートル) 189 816 ?
湛水面積(平方キロメートル) 3 10 639
総貯水容量 (立方メートル) 199,285,000 494,000,000 ?
有効貯水容量 (立方メートル) 148,843,000 370,000,000 344,000,000,000

フーバーダム