FT-726修理 (その2)

 さて、電源を入れると思いっきり発熱していたトランジスタ(2SC1173と2SC945)を会社帰りにサトー電気に寄って購入してきました。

 時間を見つけて交換し電源を入れて出力を測ってみるも22Vのまま。ありゃ、原因はこのトランジスタではなかったみたい。その次の瞬間、再びトランジスタが異常発熱を発見。(泣)

 となると2SC717Oが原因ですかねぇ。で、放熱板に取り付けられているはずの2SC717Oをいま一度確認すると、回路図と違うトランジスタ2SC1064が取り付けられているじゃないですか。確かに放熱板との間の放熱シリコーンの塗り方から張り替えたことが判ります。以前の持ち主も電源を壊したようです。

 さらに、基板から2SC1064を外してテスターでチェックすると、BC間,BE間双方とも導通(0Ω)となってしまっていました。コレじゃダメでしょう。先にチェックすればよかった・・・。調整の手引きにも「Pass Tran for +13.8V Reg.」を書いてあった。

 ということで、また、会社帰りにサトー電気に向かう羽目に。