4月中旬頃にエアコンのガスを2本(200gx2)程度充填し、その後問題無くエアコンが効いていたのですが、7月末、三浦海岸に出かける時にエアコンが効かないことに気づいた。
4月に作業した時に、エクスパンションバルブ付近にオイルが飛翔していたので、おそらくそこらからガスが抜けたのだろう。でも、3か月強、ちょっと早くない??
ということで、いよいよエクスパンションバルブ交換かな?と思いながらリークチェクをするための蛍光剤を購入を検討したり、ブラックライトを買ったりしていました。
が、ふと低圧側のバルブキャップを開けたら、バルブの隙間から泡がポコポコと出ているではないですか。
リークはここからか?これを交換するだけなら、修理工場等でやってもらっても、諭吉さん1人ほど登場して頂くだけで済むぞ!
何処に持って行くか悩んだあげく、私の大好きな電装屋に持って行くことに決定。以前より目を付けていた品川の平塚橋付近の電装屋、富士電機工業所に持って行きました。
この電装屋さん、創業は昭和11年。車好きの祖父の職場が直ぐそばなので、きっと祖父も世話になったに違いないということで、勝手に親近感を持っている電装屋です。
状態を確認したところ、やはりガスが抜けていました。ただ、低圧側のバルブのポコポコとした泡はキャップで止まるとのこと。しかしその低圧側のキャップには通常ガス漏れを防ぐためのOリングが入っているのですが、装着されていたキャップにはOリングが入っていないことが判りました。(ルノーの仕様か?)
とりあえず、Oリング付きのキャップを付けることにして、ガスの充填とリーク漏れを確認するための蛍光剤を入れてもらうことにしました。
さらにここで問題が。冷えが少ないのでガスをもっと入れたいが高圧側の圧力は2.0MPaを超えそうで、危険な状態であると宣告され、コンデンサー(エアコンのラジエータ)の位置が悪くコンデンサーの効率が悪いとのご指摘。
走っていれば問題は無いのですが、渋滞でエアコンが効かないという理由でエンジンの回転数を上げると圧が上がりパンクの恐れがあるようです。
確かにラジエータファンのシュラウドに隙間が沢山あり、がんばってファンで引いた空気の流れが漏れて効率が悪そうだ。さらにラジエータグリルが小さく、風の流れはいまいちとして思えない。どうやら涼しい欧州の気候にあったデザインのため仕方が無いのかもしれない。
ということで、しばらくこの状態で様子をみて、短期間でエアコンが効かなくなったらリークチェックを行うということにしました。