購入したのは半年くらい前?その間、OSをインストールし、アプリケーションをインストールし、動かない?それでは、最初から。。。と何度となくやってきました。
そんなことが簡単にできるのもRaspberry Piのいいところですね。
さらに、その手順というのは先人の先輩方がインターネット上に公開している手順に沿って行うだけで、感謝感謝です。
そのインターネットで検索してで来る手順ですが、自分の頭を整理することも含め、備忘録として書いておきます。
ここでは、OSをインストールし、起動できるようになるまで手順を書いておきます。
1)Micro SDカードのフォーマット
使用するユーティリティ:SDFormatter
一度、OSをインストールしたカードを再度使う時にも使います。再フォーマットするときには「オプション設定」/「理論サイズ調整」をONにすることで、初期のサイズに戻り、OSのイメージを焼くことが出来ます。

2)SDカードへのイメージコピー
WindowsOSの場合はWin32DiskImagerを使ってOSのイメージをSDカードにコピーします。
SDカードをカードリーダーに挿入し、カードリーダーをPCと接続。
認識したドライブ名を確認し(ここではHドライブ)、ダウンロード済のイメージを選択し、「Write」をクリック。しばらくすると、「Complete」のダイアログが表示され、終了。

3)起動
マイクロSDカードにOSのイメージが焼けたら、カードリーダーからマイクロSDカードを取り出し、RaspberryPiに挿入します。その後、電源を投入すれば起動をし始めます。l
4)ターミナルソフトで接続
今回は、モニターもキーボードもなしでRaspberryPi以外にあるものはネットワークにつながっているWinPCのみで立ち上げることにチャレンジしてみます。
正しく起動すれば、RaspberrPiのIPアドレスはDHCPで取得されます。もちろん、接続されてたLAN環境にDHCPサーバーがあることが前提ですが。
次はDHCPサーバーによって割り振られたIPアドレスを取得すればTeraTermなどのターミナルソフトを使ってSSHで接続が可能となります。
IPアドレスはDHCPサーバーが起動しているネットワーク機器になら大抵にある、払い出し状況を確認する画面から、一番最近割り振られたIPアドレス(リリース時間が一番長いデバイスのIPアドレス)がそれにあたるハズです。
そのIPアドレスをTeraTermなどでSSH接続を指定(TCPポート22)し、ホストのIPアドレスとして入力して接続で初期設定の下記の2つを入力すれば、まずは接続完了です。
ユーザー名: pi
パスフレーズ: raspberry

5)リモートデスクトップで接続
コマンドだけでは、なかなか使いにくいこともあるでしょうから、WindowsOSのリモートデスクトップを使って接続し、GUIをつかって操作できるようにします。
GUIが表示されれば、Wifiの設定もなれないUNIX系のエディタを起動して設定することもしないで済むので楽です。
sudo apt-get update
sudo apt-get install xrdp
これで、Windowsのリモートデスクトップを使ってアクセスが出来るようになります。
おそらく、ほとんどの方がWinPCのキーボードは日本語キーボードでしょうから、若干のおまじないをすることで、迷わずにキー入力することが出来るようになるでしょう。
cd /etc/xrdp/
sudo wget http://w.vmeta.jp/temp/km-0411.ini
sudo ln -s km-0411.ini km-e0010411.ini
sudo ln -s km-0411.ini km-e0200411.ini
sudo ln -s km-0411.ini km-e0210411.ini
sudo service xrdp restart
とりあえず、ここまで来れば、GUIを使ってWifiの設定も簡単に出来るハズです。