BMW Kシリーズに汎用メーターを取り付ける(1)

 Kシリーズは、メーターを介していろいろなギミックが仕掛けられているので、簡単にはKOSOやACEWELLといった汎用のメータを取り付けることが出来ない。

 それを可能にしたI/Fボックス BEP3.0を作成、販売しているドイツのmaru labsというサイトがある。

 こので販売をしているBEP3.0を取り付けると

 1. リアのスピードセンサーからの信号で速度を表示できる
 2. バッテリーへの充電も可能
 3. クラッチを引かなくてもエンジンがかかる
 4. フラッシャーの自動キャンセルが動く

 等、簡単には交換出来ないことが掛かれている。

 確かに、海外の掲示板をみると、皆さんいろいろと苦労しているのがうかがえます。

 同じK乗りの知人とその知人の知人が苦戦しながらも汎用メーター(下記Amazon広告参照)取り付けに向けて思考錯誤しているので、ちょこっとその情報を拝借しながら、仕上げを手伝わせて頂こうかなと考えており、こんなページを作ってみました。

 いつものごとく、途中で立ち消えになる可能性が120%ですので。

 ということで、まずは

 1. リアのスピードセンサーからの信号で速度を表示できる

 からやっつけて行きましょう。といっても出来るかは全く分かりません。

 まず、Kのリアデフにある、速度センサーの信号を見てみたところ、こんな感じです。

 思ったより綺麗でしたが、出力が100mV。速度を上げると300mV程度まで上がりそうですが、到底、汎用の速度計にはそのままでは無理そうです。というか、無理だったそうです。

 さて、一体どんな信号を入れればよいのだろう?聞くところによると、同梱されているマグネットで開閉するスイッチでパルスを作っているので、おそらく、マグネットが無いところでは、5Vにプルアップされていて、マグネットを通過するとその瞬間、一瞬0Vに落ちる。その回数をカウントして速度として計算していると考えられる。

 また、今、交換しようとしているメータには、1回転で走る距離や1回転で受信するパルスの数を入力できるようになっていらしい。

 なので、パルスさえ拾えるように整えてやれば、リアデフの速度センサーを使って汎用のメーターを動かす事出来ると思われる。

 さて、どうやって整形すればいいのだろうか?

 つづく。

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