「YAMAHA TDR80」カテゴリーアーカイブ

パーツ清掃(その2)

パーツとは言えないエンジンの清掃を行いました。
2ストエンジンなので、オイルまみれです。でも、年数が経過している割にはキレイなほうかな?

 シリンダの錆、クーラントが回るホースを固定するボルトの錆が気になりますね。
アルミは油泥で覆われています。

で、灯油でゴシゴシしたところ、油泥で覆われていた、アルミ部はそこそこキレイになりました。ただ、錆で覆われているしシリンダは変わらず。

 ギア周りもキレイさっぱり。アルミ部はそこそこキレイになったので、ブラストしなくてもいいかな?と思ったりもしましたが、シリンダがねぇ・・・。やっぱりブラストは必要でしょう。
 ただ、腰下と腰上はバラシテ、ブラストする必要がありそうです。となるとガスケット購入が必要となり、費用がかさむ・・・。どうしようかな?

パーツ清掃(その1)

 ちょこし時間を使って、パーツの清掃をしました。清掃しなくてはならないパーツがかなりあるので、これからちょこちょこ時間を見つけて清掃を行うことになるでしょう。

 手始めに、オイルまみれになっている、エアクリーナボックス、オイルタンク、オイルポンプカバー、インテークチャンバ、マグネトカバーからスタート。

 エアクリーナボックスは、エアクリーナ自身が朽ち果てて、ボックス内に飛び散っていたので、接着剤を剥がして分解し、清掃をしました。

【塗装】プレサフ吹き

 サンドブラストを行ってから2日間が開きました、下地作りを行いました。
用意したのは、

・シリコンオフ
・ミッチャクロン
・イサム塗料のラッカープレサフグレー

の3点。で、2階からまとめて、腕に抱えて階段を下りてきたら、途中で落下プレサフの缶が落ち、ノズルが床に強打し、ノズルが折れ、「ぷっしゅぅーーー」と噴出しているではないですか!!
こりゃ大変、急いで拾うも噴射は止まらない。どうやらどこかで引っかかっているもよう。そうこうしている間に、玄関のたたきはこの有様。

 外にでて、缶を何度か叩いたところ、やっと止まりました。缶の頭を見ると、こんななっていました。あー何もせずに1,000円がパーに。

気をとりなおして、スタートです。まず、再度、エアーで吹き、シリコンオフで油脂をとります。

でミッチャクロンを吹いて、プレサフを吹いて、こんな状態。

けちって、ノズルが壊れたプレサフで塗装しようとしたら、ボソボソになってしまいました。

 なんとか、1本で全部を塗り終え、耐水ペーパで表面を整えることが出来ましたが、ちょっこし不安が残ります。まあ、初めての塗装だからまあいいか。

 塗装がおわったら、玄関の掃除です。某ゼネコンにお勤めのH氏に相談したところ、やはりシンナーで落とす必要があるとのこと。早速、島忠に行き、シンナーの小瓶を購入。キレイに落とすことが出来て、一安心となりました。

【錆処理】続・フレームのサンドブラスト終了

じゃじゃーん。しつこい錆もキレイに落ちてます!!

ほーらここも。

しつこい錆もスッキリ取れています。ただ、鉄が錆に置換されてしまった箇所は、その錆が取れてしまっているので、ニキビの後のように削れてしまっています。まあ、それは仕方が無いですね。

 かなり奥までメディアが当っているようで、塗装するときは、奥まで吹き付ける必要がありそうです。
 連休中には、プレサフまで行く予定、本塗装は、他のブラストすべきパーツのブラストが済んでからの予定です。

【錆処理】フレームのサンドブラスト終了

 埼玉県八潮市にあるブラスト工場で、サンドブラストを掛けていただきました。
 結構しつこい錆があったので、錆が残るかと思っていましたがきれいに仕上がったようです。

 予約をしていたので、到着後直ぐに着手、正味1時間で終了。丁寧に厚紙に包まれて、納品されました。

 さて、どんな状態になったかは、明日のお楽しみ。

フロントフォーク分解、タイヤ脱作業

 明日の30日は有給を取ったので、本日より、GWがスタートです。

 ちょっと風が強いですが、作業開始です。今日のメニューはフロントフォーク分解、タイヤ外しです。
まず、その前、とりあえず、大きな部品がすべて外れましたので、集合写真を撮ってみました。
 ブレーキキャリパ、ホース、ケーブルネジ類の細かなパーツまで集合させようと思ったのですが、面倒になったので、大物パーツのみとなりました。それでも、結構な点数ですね。
本当に組みあがるのでしょうか?

 フロントフォークのアウターの底にあるボルトはインパクトでエイヤっと緩めてしまいます。あっというまに完了です。

 トップのクリップは、一旦三叉にフォークを固定し、その三叉に3爪のベアリングプーラ引っ掛けて外します。右フォークのオイルから異臭が・・・。どこかのサイトで、フォークオイルは小まめに交換しないと異臭を放すって書いてあったっけ。

 とくに大きな削れも無いので、オイルシール以外はそのまあ使用です。でも、インナーの錆は結構きています。近々にボンスターで磨いて、我慢できる状態かを確認します。

 さて、ホイールはブラストを掛けるので、タイヤ、ブレーキロータ等をすべて外します。ブレーキロータはネジ留めの塗料が塗布されているので、簡単には緩みません。
結局、ちょっと熱を掛けて、エアーインパクトを使いました。

 ロータのボルトの頭が結構錆びているので再利用せず、ステン製のロータボルトに交換予定。

 タイヤも58cmのタイヤレバーを1本追加で購入し、合計38cmx2、58cmx1の体制でタイヤを外しました。確かに長いタイヤレバーは力要らず。楽だぁーー。

さて、悩みどころはホイールベアリング。走行距離は1.3万キロ。最近は自分で乗っていないので様子がわからず。前x2、後x2で約2,000円。交換すべきか、そのままとするか・・・。

【錆処理】サンドブラストに向けた準備

 しばらく手をつける時間がなかったTDRですが、やっと手をつける時間が出来ました。来週30日に埼玉の業者にフレームのみのサンドブラストをお願いすることにしたので、今日中に持ち込める状態に仕上げます。

 さて、本日はここらのスタートです。 

 とりあえず乗ることができていたTDRの中で数少ない要修理箇所のステアリング。ハンドルを動かすと、カクカクしていたので、ステムのベアリング上下の交換が必要です。 とりあえず、三又のアウターレースのみをタガネで外しておきました。フレーム側のアウターはブラストを掛けてた後に外す予定です。

 予想通り、外したアウターレースには打痕がありました。まだ、先の話しですが、同じタイプのボールタイプのベアリングだと、組み付けも面倒なので、リテーナが付いているタイプのベアリングに交換する予定です。組み付けも簡単、部品の価格も抑えられるので、一石二鳥です。

  前後のホイール、リアサス、スイングアームを取り外して、やっと、フレームのみになりました。ザット油や、ホコリを落として、本日の作業はおしまい。

 業者への持ち込みは金曜日なので、それまで、Kangooの荷台?でオヤスミしていただきます。

予定では
4/30:ブラスト
5/2:エアーで砂飛ばし/洗浄/脱脂/ミッチャクロン処理/プレサフ処理
です。

エンジンを下ろしました

今日も1時間ほど、作業しました。

チェーン、メータケーブル、クラッチケーブルを外せば、エンジンが降りる状態だったので、サクサクと作業が進みました。

降りました。エンジンを下ろすのはRZR250についで2回目。80ccのエンジンだから腰に優しいですね。でもおろしてから、ミッションオイルを抜いておくの忘れていたことに気が付きました。まあ、大勢に影響はありませんが・・・。

オイルポンプ周りが少々汚れているのが気になります。念のため交換パーツリストにシールも追加しておくことにしましょう。

タコメータ、クラッチケーブルともに、再利用可能なので、清掃後、エンジンオイルを充填する予定です。

チェーンも劣化はあるかと思いますが、取りあえず灯油につけて洗浄をし、これまたエンジンオイルに浸してとりあえずは再利用をする予定です。

【錆処理】初サンドブラスト (キャブレター)

レストアを徹底的にやろうとするとサンドブラストは必須。コンプレッサがあるので、ガンとメディア(砂)を入手すればとりあずなんとかなると思い、準備をしました。

ブラストガンはバイク仲間のYHさんから落下式と呼ばれるガンを拝借。メディアは、インターネット上の情報やお店の人から、アルミナの#120、ガラスビーズの #100と決定し4Kgづつ購入。

フレーム、エンジン、フロントフォークのアウター、ホイールの錆取り、表面処理、塗装下地つくりが今回の目的ですが、さてどうなるのだろうか?

本当は、サンドブラストキャビネットという箱の中でやらないと、メディアの飛散し、メディアを効率よく回収することが出来ないのです。が、あたりの作業なので、ゴミバケツに向かって打つことに。手始めに、キャブレタを餌食にしてみました。

まず、清掃前のキャブレターの様子です。

入り組んだところに汚れが付着していますね。こうなるとブラシではお手上げです。キャブレタークリーナや、エンジンコンディショナーを吹き付ければ取れると思いますが・・・

まず、灯油とブラシで落とせる汚れは落とします。サンドブラストを使わない場合は、キャブレタークリーナーなどを使って汚れを溶かすことをしますが、ブラシを使ったところでおしまい。

さて、この状態で、メディアを吹き付けるのですが、穴が命のキャブレターですので、穴と穴はすべて塞ぎます。ティッシュをつめて、布テープ(ちょっと厚めのタイプ)でフタをします。布テープでフタが出来ない箇所はティッシュをつめておきました。

さあ、この状態でブラストスタートです。

借りたガンの中にアルミナの#100程度のメディアがちょこっと残っていたので、そのメディアを使ってあらかたの汚れをとってみました。

写真で判りにくいですが、一面グレーの梨肌のような状態になりました。

次にガラスビーズでブラストします。時間にして10分くらい?もっと短いかも。あっという間に光輝くキャブが目の前に。

写真でも光っているのが判るかと思います。TDRのキャブレータにはアイシング防止のためにキャブレターにクーラントが流れるようになっていますが、そのパイプはメッキパイプのため、あえてブラストはしませんでした。

今日のキャブレターのブラスト作業は成功でしょう。ただ、気がついたら作業着は砂だらけ。(泣く) やはり、キャビネットの中でやらないとだめだ。次回はキャビネットを準備して、作業するとしよう。

タンクキャップ清掃・組み立て

この週末は土曜日が出勤日だったのとの連日の寒さのため、部屋の中でぬくぬくとばらしたタンクキャンプを清掃・組み立てを行っていました。

ばらすときにキー穴のフタを開いた状態で保持するための仕組みに、1mm程度のボールとバネを使っています。ばらすときには、このボールとバネをなくさないように、注意する必要があります。

出来ることなら、タンクの口を密閉するためのゴムを交換したかったのですが、タンクキャップアッシーでしか部品が出ないので、諦めることにしました。