かぶりそして、チェーン切りすぎ

恥ずかしながらオイルポンプの動作を初めて知ったということでしょうか。

 分解する前に、今一度、車体上で動作を確認することに。その結果、正しく動作していることが判明。若干、オイルにじみが発生しているようだが、それは問題なさそう。
 

 オイルもOKとなれば、再度エンジン始動。でもやっぱりかぶっている模様。

 ただこれ以上は、走行してみないと判らない。ならば走行に向けて準備だ。

ということで、フロントとリアのスプロケットとチェーンの交換。

フロントはまだ部品は出るけど4千円弱・リアは販売終了となっている。とならば、とりあえず装着できる安いものをヤフオクでゲットして考えることに。

 フロントのスプロケットはボルトで固定するタイプだったが、社外品は、サークリップで固定するタイプのようなので、別途ワッシャーを購入して固定することに。歯数は純正と同じ16丁。

 ただ、ワッシャーだけでは、若干、ガタが大きいので、写真のようにしてみた。

 リアは、38丁に対して43丁と、低速のトルクの無さが際立つ一方、最高速が伸びるというセッティングになっている。
フロントはもう少し歯数が多いスプロケットも用意してあるので、動き出してから適当に交換していく予定。

 さあー、チェーンとつないで。あれ?短い。なぜだ?数え間違わないように、古いチェーン(102コマ)を横に並べてカットしたのに。
 
 そうです、38丁から43丁と一気に歯数が5丁もアップしたものだらから、全長が足りなくなってしまっていたのでした。

 馬鹿なことしてしてしまったものだ。来週は、切り詰め過ぎた駒を補うために、ジョイントを買い行きます。

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久しぶりの火入れ

ふとBlogを遡って眺めると、2012年から5年間、実作業と言えばタンク修理以外に何もやっていなかったのか??
スプロケットをを探したりはしていたが、実作業となるとそうかもしれない。

放置にもひどすぎる!

で、蒸し風呂の中、修理が終わったタンクを持ち出し火入れをすることに。

久しぶりに見るTDRには、オイルポンプカバー等でにうっすらとカビが生えていた(笑)

 キャブを取り付け、プラグホールからオイルを数滴たらし、キック一発とはいかなかったが、押し掛けですんなりを掛かった。が、若干アイドリングが不安定。エアースクリューを規定通りの1・3/4戻すとアイドリングが上がってしまい。スロットルスクリューでアイドリングを下げるも、頼りないアイドリングとなり、しまいには停止。エアースクリューを1/2戻し位にすると安定することが判った。これはどいうことだ?

 さて、オイルポンプはどうだ?とりあえず、ガソリンタンクにはオイルの混合ガソリンを入れての始動のため、オイルポンプの動作が怪しくてもOK。

 オイルポンプからオイルが送り出されるホースの先を眺めるも、なかなあオイルが出てこない。以前は、煙幕ならびにバイクの後方がオイルまみれになるほどオイルが多かったのに。

 これは、ちょっとこれから調査が必要だ。

 さて、タンクの錆は無いので、錆キャッチ用にマグネット付きのフィルターを使っていたが、今回は細かなゴミを取れるタイプのキジマのペーパータイプの燃料フィルター に交換してみて、様子を見る事にした。

 とりあえず、当分の課題はオイルポンプの動作の再確認かな。

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ガソリンタンク コーティング編 (その2)

 気が付いたら、このコーティング作業後の事が書かれていなかった…

 椎間板ヘルニアからくる坐骨神経が原因で、それどころでなかったからだろう(笑)

 PRO-15のフューエルタンクシーラーを使ってTDR80のタンク2個をコーティング出来ました。当然ながら、一気に2個です。間をあけてしまうとシーラーが固まったりと面倒なことが起こるためです。

 若干、2個目に行った黒タンクの方がコーティングが薄目?のような気もしますが、さて、この違いが今後のどう表面化するかは分かりません。

 スネークカメラで中の様子を撮影してみました。相変わらずど思ったよう場所を的確に撮影することが出来ないので、似通った場所を撮影しました。

 白タンクは黒タンクに比べて中の状態の程度は良く、極端にいうと、天井部分の錆をとりコーティングをすれば終わりだった。一方、黒タンクはタンク内部にエクボが出来るほど錆がひどかった。コーティング後も壁面にエクボが若干残っていることからもそれは判る。

 いずれもタンクも、錆による穴があり、底や底に近い側面は半田で埋めた。ただ白タンクはガソリンキャップを固定するボルトの底(タンク内側から見ると下記の場所)からの漏れがあることが錆取り作業中に判ったため、これに対する対処を施す必要が出てきた。

 こればかりは外から半田では埋められないので、コーティング時に多めにタンク内側からコーティングをするのと、外側からもシーラーを流し込み万全を期した。つもり….

 さあ、これでタンクは2個は完璧?な状態になった。

BMW Kシリーズに汎用メーターを取り付ける(3)

若干、本題からそれるような気もするが、備忘録も兼ねているのでそこは勘弁ということで。

 諸藩の事情により、清水の舞台から飛び降りた気持ちになり、オシロを購入した。

 当初、「やはりテクトロでなくては」と容から入る私にとってのこだわりもあったが、お財布と相談した結果、中華オシロの中古となった。

 中華の中古オシロは、価格からするとアナログのテクトロも十分に買える金額だったが、屋外で測定することもあるため、「液晶」「軽量」という条件は外せなかった。

 本題に戻り、BMW本来のメーターの波形を確認するために、実機のセンサーの出力を確認してみた。それがこれだ。

 アイドリング状態から少しアクセルを開けた状態で測定をした。周波数から20Km/h近辺の状態の波形と思われる。
 当初、この波形をFG085にユーザー定義の波形として取り込もうとしていたが、思ったようにいかなかったので、結局、FG085で生成するサイン波形をそのまま使うことにした。

 また、その時の電圧は1.3V。これはPCのメーターキャリブレーションソフトでPCの音量を大き目にしたときのV-Vppの数値から決定した。と今、これを書きながら気が付いたがなぜ実測値の1Vを使わなかったのだろう。私のいい加減さがこんなところに出てきた。

 とりあえず、50Hz、1.3Vのサインカーブを入力したところ、無事70Km/h弱を示した。計算上で60Km/h強となるが、誤差と思ってよいレベルかと。

 ちなみに、同じ周期の矩形波は、フラッシャーリレー用に出力された速度信号の波形。フラッシャーリレーは、この波の数から、速度を感知し、フラッシャーを点滅する時間を決めていることになる。

 

 社外メーターに変更したときもこれと同様のパルス(V-Vpp:6V)をフラッシャーリレーに戻す必要があるので、注意が必要だ。恐らく、以前ブレッブドードで作成した回路で行けると考えている。まともなオシロが手に入ったので、追って確認をしよう。

 メーターの動作に不明な点が1つある。それはオドメーターの動作。
 スピードメータの針が降れているのにオドメーターが一切回らない。オドメーターのギアが壊れているというお決まりのケースも考えらえるが、持ち主に確認したところ、これまで問題なくオドメーターが動いていたということなので、ギアが壊れということは考えにくい。
 机上での動作において、接続されていない線があるので、これが原因となっている可能性も考えらるが、探したところ怪しいラインは見つからない。

FG085に任意の波形をセットする その2

 実験によると、1周期のデータが256でないと、不足した分のデーターを適当に埋めて出力してしまうようだ。
 逆に256より多いデータは無視されるということから、1周期のデータを256個のデータで埋める必要がありそうだ。もっともらしい仕様だが、データーが少ない場合のことはマニュアル等には書かれてなさそうだ。

 8の倍数では?と思ってやってみたが、それもダメだった。

 今回のユーザー定義の波は、OWON SDS7102で測定したデータを書き出して、加工をしたもので、1周期が217個のデータとなっているため、今回のような現象に遭遇してしまったようだ。

 jyeLabに取り込んだ状態では下記のように思ったような波形となっている。

 しかし、その波形をオシロで確認をすると、黄色の四角で囲んだところがFG085が適当に増やしたところであることの確認が取れた。

 さて、どうやって1周期を256個のデーターにすればよいのだろうか?

 とりあえず、元来の目的であったメーターの動作確認に、サインカーブの信号で問題無いことの確認が取れたので、ユーザー定義の波は不要になったけど、今後の事も考えて調査は続行したい。

FG085に任意の波形をセットする

以前、アップしたファンクションジェネレーター。サイン波、矩形波以外に任意の波形をセット出来ることなので、やってみる事に。

必要な情報、波形を記述するCSVファイルやそのファイルをFG085に登録するツールはメーカーのJYE Techのサイトからダウンロード出来ます。

【準備】
1. 説明書 (英語のみ)
・How to Generate User Defined Waveform
・Waveform File Format

2. 波形を記述するCSVファイル(以下、Excelがインストールされている前提です)
・Waveform Template File (WaveformTemplate.csv)

 書き方:
 テンプレートから変更するのは、下記の2点
・B4にA17以降に記述する波形データーの行数を入力する
・A17から波形データーを0-255で入力。256行以上書かれていても無視されるらしい。

3.波形をFG085に登録するソフト:jeylab (2017.AUG現在 0.70が最新です)
http://www.jyetech.com/Products/105/Download_jyeLab.php からダウンロードできます。
RAR形式で圧縮されています。解凍後、インストールは不要で、「jyeLab.exe」を起動するだけです。

4. FG085と接続するためのドライバー(USB-Uart変換ドライバー)
How to Generate User Defined Waveformにも書いてありますが、ここからダウンロードします。
正しく組み込まれ、正しくFG085が認識されると、デバイスマネージャーに下記のように表示されます。

【設定方法】
・jeylabを起動
・Options/Port Setup でデバイスマネージャーで確認したCOM番号を選択。(上記の場合COM4となる)
・右下のDeviceで「Connect」ボタンをクリックしてFG085と接続
・右側のUtilitiesの「Recall」を押して、作成したCSVファイルをjeylabに登録
・波形を確認したら、Generator/Download(FG085)に登録
・FG085の「WF」ボタンでUSERを選択
以上

とここまで、jeylabには思ったような波形を取り込むことが出来ているようだが、FG085にダウンロードして、実際にオシロで波形を測定すると、1周期分の波形データーを作成し、その1周忌の終わりと2周期目の間に、ゴミが入ることが判明。現在現認を調査中。

ディスクローター交換(その2)(30,705Km)

5月末に交換しようとしたが、穴位置精度が悪く取り付けられなかった。<参考>

事情を説明して返品。他のローターを探したが結局、プレコミモーターへと辿りついた。しかし、欠品で7月まで入荷が期待できないとのこと。仕方がないので、入荷されるまで待つことに。

そして、やっと7末に着荷して作業へとなった。

 前回の作業で焼いてしまったオイルシールはモノタロウから購入。他の部品や用品と一緒に購入するなどして、送料を無料としてしまえば、南海部品等の純正部品の発注より安かったりする。

 ただ、全ての純正部品を購入できるのではないので注意が必要だが、モノタロウのサイトで検索すれば一発でわかるので、オーダする前にチェックするのがよい。

 シールの取り外しは、マイナスドライバーで。打ち込みは23mmのソケットの駒で、全体の打ち込み状態を確認しながら打ち込めば簡単に入る。

プレコミの穴の位置精度は問題なし。こうじゃなきゃ。

新品のローターの厚さ:3.8mm
ちなみにこれまで装着されていたローターは3.2mm。限度厚みの3.5mmを大幅に越えての使用だった。

 装着して車庫の前をすこし走ったが、まったくブレーキが効かない。もしかして油が付着したまま?いや、そうであれば、何か申し送りがあるはずだ。

 ふと、ローターをみてみると、2本筋が入っている。

キャリパーを外して、2枚のパッドの表面をみたら、波打っている。さらに石かなにかを噛んだ跡もある(汗)
これでは、新品のローターでは効きが悪いでしょう。

 旧ローターは削れて、このパッドの凹凸が一致していたため、制動に必要な面で接していた。
 一方、新品のローターは当然、面はフラット。それではパッドの凸の部分でしか接しないので制動に必要な摩擦力を得られなかったという訳だ。

 在庫のパッドがあったので、交換する。今回交換するのは、「デイトナ(DAYTONA) ブレーキパッド ゴールデンパッド」。若干高いが、持ちが良く、効きもよいので、お勧めだとうか。

 ということで、無事交換完了。

ついでに、サイドスタンドの渋い動きを直した。

ボルトを外して、モリブテングリスを塗布しておしまい。しまう時にスタンドから足が外れてどこかにぶつけて足の川を剥いてしまって痛い思いをしていたが、これでこのような事は無くなるだろう。

センタースタンドもグリスアップしたいが、このまま作業していたら熱中症で倒れそうなので、涼しくなってからやることにしよう。

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