FT-726修理 (その3)

 ということで、早速サトー電気に寄って、2SD1064を買ってきました。念のため先日交換したばかりの2SC945,2SC1173を壊していたら面倒なので、合わせて購入。

そうしたら、「あれ?先日も来たよねぇ」と、しかと顔を覚えられていました。(笑)

 FT-726に張り付いている壊してしまったと思われる2SC1064のBE間,BC間の抵抗は0Ωに対して、買ってきた2SC1064のBE間,BC間の抵抗を測定したら5KΩありました。やはり壊してしまったようです。

 交換は週末かな・・・。

 思えば、会社帰りに寄れる電子部品屋があるというのは非常に便利なことを、あらためて認識した。
 隣駅の蒲田にもカマデンという電子部品屋があるが、ニッチな部品は無い。その点、サトー電気はそれなりに揃っているし、購入したい部品をリストして持っていけば、店に入ってお店の人に渡すだけでOK。あっという間に買い物が終わる。こりゃ便利です。
 唯一の難点は、土日がお休みなことかな?

 

FT-726修理 (その2)

 さて、電源を入れると思いっきり発熱していたトランジスタ(2SC1173と2SC945)を会社帰りにサトー電気に寄って購入してきました。

 時間を見つけて交換し電源を入れて出力を測ってみるも22Vのまま。ありゃ、原因はこのトランジスタではなかったみたい。その次の瞬間、再びトランジスタが異常発熱を発見。(泣)

 となると2SC717Oが原因ですかねぇ。で、放熱板に取り付けられているはずの2SC717Oをいま一度確認すると、回路図と違うトランジスタ2SC1064が取り付けられているじゃないですか。確かに放熱板との間の放熱シリコーンの塗り方から張り替えたことが判ります。以前の持ち主も電源を壊したようです。

 さらに、基板から2SC1064を外してテスターでチェックすると、BC間,BE間双方とも導通(0Ω)となってしまっていました。コレじゃダメでしょう。先にチェックすればよかった・・・。調整の手引きにも「Pass Tran for +13.8V Reg.」を書いてあった。

 ということで、また、会社帰りにサトー電気に向かう羽目に。

 

 

FT-726修理 (その1)

 ひょんなきっかけで数年ぶりにFT726の火を入れて送信したところ、PPTスイッチを2回くらい押したところで、出力計が振れなくなり、そしてキャリア出ずの状態に。まあ28年も前の無線機ですから不思議ではないです。


 
 自分でなおせるかどうか判らないが、メーカ謹製の「調整の手引き」も探し出せたし、インターネット上にもいろいろと情報がありそうなので、とりあえず蓋を開けてみた。

 そうしたら、電源部のコンデンサの頭部がはちきれそうになっていることが発覚。とりあえず受信や144MHzの送信は出来るので定格に近い電圧は出ていると思われるが、このまま内蔵の電源を使うのは怖い。

 まずは電源部の修理から。爆発寸前のコンデンサーは18,000μFとちょっと大きめの容量のコンデンサで蒲田では手に入りそうもない。とちょうど東京駅方面で飲み会があったので、そのついでに秋葉へゴー.

 1,050円も払って買ってきました。しかし18,000μF25Vは無かったので20,000μF25Vで。平滑コンデンサーなので大きい分には問題はなし。

さて、交換して早速無線機本体の調査と行きたいが、とりあえず、電源ユニットからの出力を確認するために、出力の端子にテスター棒をあてて測定・・・とその瞬間に「パチッ」といやな音が。ちょっと狭いところへテスター棒をいれたためか、どこかに接触してしまったようで、電源基板の上のヒューズと、背面パネルのヒューズが見事に飛んでました。

 ヒューズだけならまあいいや。ということでヒューズを換えて再度電源ユニットのチェック。細心の注意を払ってテスター棒をあてると、13.8Vのところ22Vも出てるじゃん。
 仕方が無い、上流から電圧を測っていくとどうやら電圧を制御しているトランジスタを飛ばしてしまったみたい。触ってみると異常に熱い(オイオイ)。

 壊したのは2SC945と2SC1162.2SC945は手元にあるくらいメジャーなTr.しかし2SC1162は世の中にも無いみたい。調べたところピン配列は違うものの2SC1173で代用が聞きそう。データシートをみてもそのようだ。川崎のパーツ屋にもあるようなので、会社帰りに買ってくることにして、電源部は調査はおしまい。 

 さて、無線部のチェック。内蔵電源が使えないので、外部電源を使って直接13.8Vを入れてチェック。
 FT-726の構成としてメインユニットの他に144MHz、430MHzの2種類の周波数ユニットが装着されている。そして、430MHzのモジュールのみ送信が出来ないということから、メインユニットは正しく動いていると判断をし、430MHzのモジュールをあけて外観チェック。後期型なのか、コンデンサも液漏れしないといわれている黄色いコンデンサになっている。

 リレーも見かけ上動作している。しかし、RFパワーモジュール(S-AU4)にかかる電圧を調べると、殆どかかっていない。んじゃ、送信時に430MHzモジュールのTx(In)の電圧を計ってみるとこれまた全く電圧がでていません。となると144MHzモジュールも使っている共通のモジュールか?おかしい、うーんどこだ?暗礁に乗り上げたところで今日はおしまい。

 ちなみに、このモジュールが死んでいると、この無線機の復活は無理そう。生きていることを祈ろう。

つづく

タイヤ交換 (27,515Km)

 昨日の続きです。

 朝食の片付けをし、布団干して、10時前にスタート。北側にある駐車場での作業は寒いので、南側の庭でやることに。
 
 これまでは、ダンロップのPOLSO D306をオークションで破格で購入。おそらく在庫処分の古いものだったと思われる。同じタイヤでもよかったのですが、それなりのお値段します。

 少しインターネットを探し歩き目に付いたのがピレリのSL26です。D306よりちょっと安い2,580円、即決定!。と年末落札して、年明けの昨日届いた次第です。ピレリのタイヤは以前、DT200Rに乗っていたときの履いた以来ですね。その時はオフロードのグリップはよかったけど減りが早かった。このSL26はどうかな?

 ブラジル産でした。

 製造週がちょっと心配でしたが、「1411」なので2011年の14週。つまり4月中旬頃でした。

 まず、タイヤをホイールを外すのにビード(タイヤの耳)を落とすという作業が必要なのです。本当ならビードブレーカという専用工具があると簡単に終わるのですが、そんなもの我が家にはありません。

 その代わりに車のタイヤで踏むとかいう方法もありますが、我が家には巨大な万力があることを思い出し、万力に挟んでみました。こんな感じに↓

 結果は・・・。思ったようにビードが落ちません。ただ、それなりにビードがずれてくれたので、後はタイヤレバーでぐりぐりと落としました。

 後は、タイヤレバーを駆使ししてタイヤを外した後、新しいタイヤを向きを間違えないようにして組み込みます。

 ちなみにこのタイヤ、フロント、リア共用で、フロントとリアで組む方向を違えて組みます。

さて、その組む時にビードクリームというスムーズに入るようにするクリームがありますが、そんなもんも我が家にはありません。いつものように中性洗剤を塗って組み込んで終了。

 あらかじめ室内でタイヤを温めておいたため、タイヤのゴムが柔らかくなっていたのでしょうか?ちょっと拍子抜けです。
 

 ともあれ、後は空気を入れて終了です。

 これまで、タイヤを組み替えた最初はビードが出るときに「ポンっ」と景気の良い音がしていたのですが、このタイヤは音がしません。ただ、タイヤをみるとちゃんとビードが出ています。こんなもんなのだろうか?

ということで、後片付け含み1時間掛からずに終了。んだば、cafe Doorにでもお年賀持って行くか!

まとめて整備 (27,515Km)

 Rタイヤ交換、オイル交換、F,Rブレーキ交換、マフラー修理をまとめてやってしまえ!ということで午後からスタートしたのだが、予想外の結末に・・・。

 朝に年末にオークションから発注したピレリのタイヤが既に羽田の営業所まで届いていることをトラッキングシステム上で確認し、「昼過ぎには届くだろう」と勝手に思い込んで作業をスタート。

 まずはマフラーを外して、穴のチェック。以前の発見した穴はそれほど大きくはなっていない。これなら4千円程度で修理OKなハズだ。

 

 が、新たに穴(というより、合わせ面の溶接が割れた?)を発見。これは面倒なことに。溶接2箇所となるとそれなりにお金が。ただでさえ、マフラーが肉薄で溶接が難しいのに。

 とりあえず、マフラーはそのままにしてタイヤを外します。

 タイヤは格安で買ったものの、4,000kmもってくれました。が、最後はこれまでに見たことが無いような状態で終末を迎えました。

 まだ、新しいタイヤが届かないので、Rブレーキシューの交換へ。と思ったのですが、まだ使えそう。Fブレーキばかり使っているからでしょうか。
 今回もRブレーキシューの交換はパスし、オイル交換へ進みます。

 今回は、前回のオイル交換後に知ったオイルストレーナーも開けてみること。まずはオイルフィルターを交換。

 で、オイルストレーナーはどこにあるのか?というとフィルターの下側のさらに奥にありました。 オーリングでシールされていると思いきや再利用不能のガスケット。そんなぁ~用意していないよぉ。

 さらに固着したガスケットを剥がすのに一苦労。手元にまともなガスケットリムーバーがなく、いつ買ったか判らない泡となって出ない、単なる液体となって出てくるWAKO’sのエンジンコンディショナーをふりかけ騙し騙しスクレーパーで剥がした。

 ここの時点で1週間スクータはお休み決定です。と、上の写真を見て気が付いたが、センタースタンドの軸がサビサビです。これもなんとかしないと・・・。

 さて、次はFブレーキです。今回はDAYTONAのハイパーパッド(27344)です。前回はちょっと高いベースプレートが赤いタイプだったみたい。

 外したパッドの残量は1mm。まだ使えそうな気がここは潔く交換します。若干ピストンの動きが鈍いような気がしますが、時期的にはマスターシリンダ、キャリパーOHをする時期のような気がする。暖かくなったらやるかな。

 と、今日出来ることはここでおしまい。2時間の作業でした。結局、タイヤは届かなかったし(泣)

オイルはガスケットが届いてから。マフラーはとりあえずバイク屋に持って行って様子を聞くことにした。

 ということで、夕飯の買い物ついでに自転車にマフラーをくくりつけ、バイク屋に行って溶接が可能かどうか聞いてみたのだが、「やってもまた穴が開く可能性が高いのでお奨めは出来ない」と宣言された。やっぱり・・・。

 どうするかなぁ。

キャリア取り付け

 本年もよろしくお願いいたします。
 
さて、新年早々、塗装は終わっていないが、先が見えてきたところで、色気づいてキャリアなんぞオークションで落として取り付けみました。

 約20年以上前のバイクですので、オプションのキャリアなんぞメーカ在庫はなく、オークションで落とすしか無いのですが、玉数が少ないこともあって、出品されても毎回高い金額で取引されます。

 私が入札したキャリアも高めではあるもののまあ妥当かな?という金額でなんとか落札することが出来ました。ただ、ボルト、カラーは付属していないので自ら調達する必要がありました。

 ボルトはM8と判るのですが、ボルトの長さとカラーのサイズがわかりません。とりあえず現物合わせでしらべたところ、

ボルト(横) M8 x 60 / カラー 45mm (内径はM8が通るサイズ 9mm?)
ボルト(上) M8 x 40 / カラー 25mm (内径はM8が通るサイズ 9mm?)

っぽいことが判りました。あくまでも「っぽい」です。

 素材を探しに年末コーナン、島忠を周り、見つけたのが島忠の50mm,30mmの板を曲げて作ったニッケルメッキの円柱。内径も9.5m程度でビッタシです。

 ディスクグラインダーで所定の長さに切り取り付けると、まあ、見た目はよさそう。

 ただ、よーくみると板を曲げて作った円柱ですので、力を加えると曲げが歪み、合わせ面が開き気味。やはり削り出しのカラーである必要がありそうです。

 すぐに重量物を載せる予定は無いのですが、しばらく様子をみながら、削り出しのカラーを探すべく解体屋にでも行くことにして、これでおしまい。

取り付けたキャリアにはGIVIのベースを取り付け、BOXをスクーターと共用する予定です。