「Motorcycle」カテゴリーアーカイブ

再び公道デビュー

 先々週やらかしたチェーンのコマ切りすぎ事件も、コマを追加購入することで、とりあえず解決しました。

 結局、フロント17丁、リア43丁という組み合わせでまずは様子を見ることにします。

 前回使っていたバッテリーは設置方法が今一つでコネクタに若干無理をさせていました。今回はケースの一部を切り、無理なく収まるバッテリーを選択しました。型式はST4A-5、サイズは 86 x 114 x 49です。 おなじみにのSuper Nattoを購入しました。

 チャンバー側の壁を切り、底に折り曲げます。少しこれで上げ底になります。

 これにより、ちょうど元からあるゴムできっちりと固定されるという算段です。

 さあ自賠責に入って、公道に再び戻ってきました。自賠責はローソンで入りました。便利な世の中になりましたね。

 住宅街を抜けて国道に出てエンジンを回そうとしたら、7,000回転位でなにやら不穏な動きが。
 息継ぎというかなんというか。7,000回転位までは何ともなくスムーズに回り、それなりの力もですので不思議な感覚です。

 お尻に神経を集中して、走りながらや、信号待ちで調査してみると失火しているのではないだろうか?という思うようになりました。
 となるとCDIが壊れたか?それとも単なる接触不良か?

 途中でプラグを外して様子をみようとしたのですが、車載工具では簡単にプラグが外せないことを思い出しました。(タンクを外せばOK)。諦めて家に戻ってプラグを外して、改めてギャップを見たところ、こりゃギャップあり過ぎだよ。

<ギャプ大2mm (0.08″):NG>

 先週、ギャップゲージでギャップを調整したのですが、表がインチ、裏がミリ。さらに老眼で今一つその辺がしっかり見えない。
0.7という数値を頼りに単にゲージに合わせただけ。

 ちゃんと0.7mmという数値を認識していれば、こんな事にならなかった訳で…お恥ずかしい限りです。

<ギャプ適正値:0.7-0.8mm>

 ギャップを戻して、空ぶかしすると、9,000回転までスムーズに回りましたとさ。
 明日、改めて実走して確認したいと思います。

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初歩的なミス

 久しぶりに火を入れたTDR80

 今一つ調子が悪く、被り気味でアイドリングがもたつく。

 混合ガソリンだからかなぁとかいろいろ考えていたのですが、原因が分かりました。

 キャブレターのエアースクリューとアイドリング調整のスクリューを間違って組むという初歩的なミスで、入れ替えたら、アッサリと安定したアイドリングが戻って来てくれました。

 来週には、短くなったチェーンの駒も入荷するだろうし。明日ナンバーを取って来る予定なので早ければ来週、公道に出られるかも!?

かぶりそして、チェーン切りすぎ

恥ずかしながらオイルポンプの動作を初めて知ったということでしょうか。

 分解する前に、今一度、車体上で動作を確認することに。その結果、正しく動作していることが判明。若干、オイルにじみが発生しているようだが、それは問題なさそう。
 

 オイルもOKとなれば、再度エンジン始動。でもやっぱりかぶっている模様。

 ただこれ以上は、走行してみないと判らない。ならば走行に向けて準備だ。

ということで、フロントとリアのスプロケットとチェーンの交換。

フロントはまだ部品は出るけど4千円弱・リアは販売終了となっている。とならば、とりあえず装着できる安いものをヤフオクでゲットして考えることに。

 フロントのスプロケットはボルトで固定するタイプだったが、社外品は、サークリップで固定するタイプのようなので、別途ワッシャーを購入して固定することに。歯数は純正と同じ16丁。

 ただ、ワッシャーだけでは、若干、ガタが大きいので、写真のようにしてみた。

 リアは、38丁に対して43丁と、低速のトルクの無さが際立つ一方、最高速が伸びるというセッティングになっている。
フロントはもう少し歯数が多いスプロケットも用意してあるので、動き出してから適当に交換していく予定。

 さあー、チェーンとつないで。あれ?短い。なぜだ?数え間違わないように、古いチェーン(102コマ)を横に並べてカットしたのに。
 
 そうです、38丁から43丁と一気に歯数が5丁もアップしたものだらから、全長が足りなくなってしまっていたのでした。

 馬鹿なことしてしてしまったものだ。来週は、切り詰め過ぎた駒を補うために、ジョイントを買い行きます。

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久しぶりの火入れ

ふとBlogを遡って眺めると、2012年から5年間、実作業と言えばタンク修理以外に何もやっていなかったのか??
スプロケットをを探したりはしていたが、実作業となるとそうかもしれない。

放置にもひどすぎる!

で、蒸し風呂の中、修理が終わったタンクを持ち出し火入れをすることに。

久しぶりに見るTDRには、オイルポンプカバー等でにうっすらとカビが生えていた(笑)

 キャブを取り付け、プラグホールからオイルを数滴たらし、キック一発とはいかなかったが、押し掛けですんなりを掛かった。が、若干アイドリングが不安定。エアースクリューを規定通りの1・3/4戻すとアイドリングが上がってしまい。スロットルスクリューでアイドリングを下げるも、頼りないアイドリングとなり、しまいには停止。エアースクリューを1/2戻し位にすると安定することが判った。これはどいうことだ?

 さて、オイルポンプはどうだ?とりあえず、ガソリンタンクにはオイルの混合ガソリンを入れての始動のため、オイルポンプの動作が怪しくてもOK。

 オイルポンプからオイルが送り出されるホースの先を眺めるも、なかなあオイルが出てこない。以前は、煙幕ならびにバイクの後方がオイルまみれになるほどオイルが多かったのに。

 これは、ちょっとこれから調査が必要だ。

 さて、タンクの錆は無いので、錆キャッチ用にマグネット付きのフィルターを使っていたが、今回は細かなゴミを取れるタイプのキジマのペーパータイプの燃料フィルター に交換してみて、様子を見る事にした。

 とりあえず、当分の課題はオイルポンプの動作の再確認かな。

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ガソリンタンク コーティング編 (その2)

 気が付いたら、このコーティング作業後の事が書かれていなかった…

 椎間板ヘルニアからくる坐骨神経が原因で、それどころでなかったからだろう(笑)

 PRO-15のフューエルタンクシーラーを使ってTDR80のタンク2個をコーティング出来ました。当然ながら、一気に2個です。間をあけてしまうとシーラーが固まったりと面倒なことが起こるためです。

 若干、2個目に行った黒タンクの方がコーティングが薄目?のような気もしますが、さて、この違いが今後のどう表面化するかは分かりません。

 スネークカメラで中の様子を撮影してみました。相変わらずど思ったよう場所を的確に撮影することが出来ないので、似通った場所を撮影しました。

 白タンクは黒タンクに比べて中の状態の程度は良く、極端にいうと、天井部分の錆をとりコーティングをすれば終わりだった。一方、黒タンクはタンク内部にエクボが出来るほど錆がひどかった。コーティング後も壁面にエクボが若干残っていることからもそれは判る。

 いずれもタンクも、錆による穴があり、底や底に近い側面は半田で埋めた。ただ白タンクはガソリンキャップを固定するボルトの底(タンク内側から見ると下記の場所)からの漏れがあることが錆取り作業中に判ったため、これに対する対処を施す必要が出てきた。

 こればかりは外から半田では埋められないので、コーティング時に多めにタンク内側からコーティングをするのと、外側からもシーラーを流し込み万全を期した。つもり….

 さあ、これでタンクは2個は完璧?な状態になった。

BMW Kシリーズに汎用メーターを取り付ける(3)

若干、本題からそれるような気もするが、備忘録も兼ねているのでそこは勘弁ということで。

 諸藩の事情により、清水の舞台から飛び降りた気持ちになり、オシロを購入した。

 当初、「やはりテクトロでなくては」と容から入る私にとってのこだわりもあったが、お財布と相談した結果、中華オシロの中古となった。

 中華の中古オシロは、価格からするとアナログのテクトロも十分に買える金額だったが、屋外で測定することもあるため、「液晶」「軽量」という条件は外せなかった。

 本題に戻り、BMW本来のメーターの波形を確認するために、実機のセンサーの出力を確認してみた。それがこれだ。

 アイドリング状態から少しアクセルを開けた状態で測定をした。周波数から20Km/h近辺の状態の波形と思われる。
 当初、この波形をFG085にユーザー定義の波形として取り込もうとしていたが、思ったようにいかなかったので、結局、FG085で生成するサイン波形をそのまま使うことにした。

 また、その時の電圧は1.3V。これはPCのメーターキャリブレーションソフトでPCの音量を大き目にしたときのV-Vppの数値から決定した。と今、これを書きながら気が付いたがなぜ実測値の1Vを使わなかったのだろう。私のいい加減さがこんなところに出てきた。

 とりあえず、50Hz、1.3Vのサインカーブを入力したところ、無事70Km/h弱を示した。計算上で60Km/h強となるが、誤差と思ってよいレベルかと。

 ちなみに、同じ周期の矩形波は、フラッシャーリレー用に出力された速度信号の波形。フラッシャーリレーは、この波の数から、速度を感知し、フラッシャーを点滅する時間を決めていることになる。

 

 社外メーターに変更したときもこれと同様のパルス(V-Vpp:6V)をフラッシャーリレーに戻す必要があるので、注意が必要だ。恐らく、以前ブレッブドードで作成した回路で行けると考えている。まともなオシロが手に入ったので、追って確認をしよう。

 メーターの動作に不明な点が1つある。それはオドメーターの動作。
 スピードメータの針が降れているのにオドメーターが一切回らない。オドメーターのギアが壊れているというお決まりのケースも考えらえるが、持ち主に確認したところ、これまで問題なくオドメーターが動いていたということなので、ギアが壊れということは考えにくい。
 机上での動作において、接続されていない線があるので、これが原因となっている可能性も考えらるが、探したところ怪しいラインは見つからない。

ディスクローター交換(その2)(30,705Km)

5月末に交換しようとしたが、穴位置精度が悪く取り付けられなかった。<参考>

事情を説明して返品。他のローターを探したが結局、プレコミモーターへと辿りついた。しかし、欠品で7月まで入荷が期待できないとのこと。仕方がないので、入荷されるまで待つことに。

そして、やっと7末に着荷して作業へとなった。

 前回の作業で焼いてしまったオイルシールはモノタロウから購入。他の部品や用品と一緒に購入するなどして、送料を無料としてしまえば、南海部品等の純正部品の発注より安かったりする。

 ただ、全ての純正部品を購入できるのではないので注意が必要だが、モノタロウのサイトで検索すれば一発でわかるので、オーダする前にチェックするのがよい。

 シールの取り外しは、マイナスドライバーで。打ち込みは23mmのソケットの駒で、全体の打ち込み状態を確認しながら打ち込めば簡単に入る。

プレコミの穴の位置精度は問題なし。こうじゃなきゃ。

新品のローターの厚さ:3.8mm
ちなみにこれまで装着されていたローターは3.2mm。限度厚みの3.5mmを大幅に越えての使用だった。

 装着して車庫の前をすこし走ったが、まったくブレーキが効かない。もしかして油が付着したまま?いや、そうであれば、何か申し送りがあるはずだ。

 ふと、ローターをみてみると、2本筋が入っている。

キャリパーを外して、2枚のパッドの表面をみたら、波打っている。さらに石かなにかを噛んだ跡もある(汗)
これでは、新品のローターでは効きが悪いでしょう。

 旧ローターは削れて、このパッドの凹凸が一致していたため、制動に必要な面で接していた。
 一方、新品のローターは当然、面はフラット。それではパッドの凸の部分でしか接しないので制動に必要な摩擦力を得られなかったという訳だ。

 在庫のパッドがあったので、交換する。今回交換するのは、「デイトナ(DAYTONA) ブレーキパッド ゴールデンパッド」。若干高いが、持ちが良く、効きもよいので、お勧めだとうか。

 ということで、無事交換完了。

ついでに、サイドスタンドの渋い動きを直した。

ボルトを外して、モリブテングリスを塗布しておしまい。しまう時にスタンドから足が外れてどこかにぶつけて足の川を剥いてしまって痛い思いをしていたが、これでこのような事は無くなるだろう。

センタースタンドもグリスアップしたいが、このまま作業していたら熱中症で倒れそうなので、涼しくなってからやることにしよう。

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BMW Kシリーズに汎用メーターを取り付ける(2)

ココにKOSOのメーターを取り付ける人が書き込んでいる情報があった。

 純正メーター内に組み込まれいてる速度パルスの波形整形回路をそのまま使っているようだ。
 
さらに、ここには、例のMaru LabsのBOXの回路で採用している回路が貼ってあったりする。

 とりあえず、このMaru Labsの回路を使って様子をみることにした。

 ここで登場するのがブレッドボード。実は初めて使うので、今一つ使い勝手が分からない。とりあえず穴に部品を差し込んでいけばよいのだが。。。

 ここで使う部品は回路が使えると判断したら、そのまま使うため、足を切ったり出来ない。

 そのため、下記の写真のように不格好(危険ともいう)な状態になっている。インターネットで拝見するブレッドボード上の回路は、皆さん綺麗に部品が並んでいる。本来ならそうするべきなのだろう。

 で、

 まずは、OPアンプ(LM358N)だけで5V位いけるかな?と思ったのだが、3Vがやっとだった。
 

仕方がないので、Mar Labsの回路通りに、NPNのトランジスターをつないでみる。ただ、まったく同じトランジスターは無いので、2SC1815を使って何とか5V近傍の電圧を確保。

 見かけはどうでも、切った・貼ったが簡単に出来るのがやっぱり便利。タンデムアンプを作るときに使えばよかった(泣)

 

 とりあえず、なんとか、それっぽい波形になってきた。
 ちなみに、入力の波形はこんなきれいな正弦波。実車とは大きな違いがあり、その差がどう出るかが分からない。

 ただ、このような信号でメータ側がちゃんとカウントしてくれるかは不明。現物合わせとなる。

 ちなみに、この机上での回路検証においては、実車の速度センサーは使えないので、PCのソフトでKシリーズのメーターをキャリブレーションするソフトから発信されるパルスを代用している。
 

 ファンクションジェネレーターともうすこしちゃんとしたオシロが欲しいところだ。

テスター用便利アダプタ

この度、生まれて初めて「まとも」と思われるテスターを買いました。

 秋月のテスターを使っていましたが、正しく起動するときと起動しないときがあったり、起動しても、”これ、正しい値?”と思いたくなるような測定結果を出していたので、嫌気がさして、大枚はたいてサンワのCD771を買いました。

 やっぱりいいですね。ちゃんと立ち上げるし(あたりまえ)、レスポンスもいいし。信頼感もある。

 で、Amazonで買ったときに、「こんな物も一緒にかってます」情報で、なにやらテストリードの先に取り付けるアダプター的なものがあることに気が付きました。
 
 どうやら、テスターリードでは接触できないようなコネクタ等にリードを当てるときに使うアダプターであることが判ると同時に、もっと早く知っておけば良かったと思った次第です。

 当然、すぐに買ってみましたが、そりゃ便利ですよね。早く知っておけばよかった。

 ワニ口タイプもあるみたいなので、買おうっと。

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BMW Kシリーズに汎用メーターを取り付ける(1)

 Kシリーズは、メーターを介していろいろなギミックが仕掛けられているので、簡単にはKOSOやACEWELLといった汎用のメータを取り付けることが出来ない。

 それを可能にしたI/Fボックス BEP3.0を作成、販売しているドイツのmaru labsというサイトがある。

 こので販売をしているBEP3.0を取り付けると

 1. リアのスピードセンサーからの信号で速度を表示できる
 2. バッテリーへの充電も可能
 3. クラッチを引かなくてもエンジンがかかる
 4. フラッシャーの自動キャンセルが動く

 等、簡単には交換出来ないことが掛かれている。

 確かに、海外の掲示板をみると、皆さんいろいろと苦労しているのがうかがえます。

 同じK乗りの知人とその知人の知人が苦戦しながらも汎用メーター(下記Amazon広告参照)取り付けに向けて思考錯誤しているので、ちょこっとその情報を拝借しながら、仕上げを手伝わせて頂こうかなと考えており、こんなページを作ってみました。

 いつものごとく、途中で立ち消えになる可能性が120%ですので。

 ということで、まずは

 1. リアのスピードセンサーからの信号で速度を表示できる

 からやっつけて行きましょう。といっても出来るかは全く分かりません。

 まず、Kのリアデフにある、速度センサーの信号を見てみたところ、こんな感じです。

 思ったより綺麗でしたが、出力が100mV。速度を上げると300mV程度まで上がりそうですが、到底、汎用の速度計にはそのままでは無理そうです。というか、無理だったそうです。

 さて、一体どんな信号を入れればよいのだろう?聞くところによると、同梱されているマグネットで開閉するスイッチでパルスを作っているので、おそらく、マグネットが無いところでは、5Vにプルアップされていて、マグネットを通過するとその瞬間、一瞬0Vに落ちる。その回数をカウントして速度として計算していると考えられる。

 また、今、交換しようとしているメータには、1回転で走る距離や1回転で受信するパルスの数を入力できるようになっていらしい。

 なので、パルスさえ拾えるように整えてやれば、リアデフの速度センサーを使って汎用のメーターを動かす事出来ると思われる。

 さて、どうやって整形すればいいのだろうか?

 つづく。

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