「Motorcycle」カテゴリーアーカイブ

コンプレッサーメンテ(SU-04C)

 TDR80の塗装に向けてコンプレッサーをメンテです。

我が家のコンプレッサーはイワタのSU-04Cという昭和50年頃製造のもの。そもそも、スプレーガンの使用に耐えうるのかどうかも判らない状態でしたが、TDR80のような小さな面積であれば大丈夫じゃない?という素人のいい加減な判断のもと、見切り発車です。

SU-04C仕様: 0.4kW 吐出量:50l/min タンク容量:36L
使用するスプレーガン:恵宏製作所 NEO-77 G05

オリジナル

 フィルターの中身を開けることは出来ると思うが、古いので交換です。
フィルターとボンベは金属のパイプで結合されています。ホースの膨張やリークもなさそうなので、同じ仕組みにしたかったが、どうすればいいやら。、
 レギュレーター、エアーフィルターを外した状態

とりあえず、タンクの出口にタケノコニップルにホース、カプラーととりあえず考えらえる手段で取り付けてみることに。

ホースで結合してみた

レギュレーター、フィルターを固定するために、木片をつかったりしましたが、今一つ、すっきり収まりません。ホースを少しずらすと発生するエアーのリークもちょっと気になります。

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結局、異型ジョイントを探して、これまで使用していた金属パイプを取り付けました。

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そういえば、ベルトも交換しなきゃ。ベルトにはA-44と印刷されていて、汎用品のようだ。Monotaroに注文するとしよう。

ブレーキフルード交換(69,512Km)

 先日、リアのブレーキフルードを交換しましたが、とある理由でフロントはまだでした。

 理由は、工具が無かったから(笑)

 というのもブレーキラインを固定しているグロメットがこんな感じにボロボロに。
ボロボロになったグロメット

 これも同時に交換するのにブレーキラインを途中で分離する必要があり、そのラインを切り離すために手持ちのフレアレンチでは切り離すことが出来なかったからです。

 あきらめて、港北のストレートまで走って買ってきました。
中央が購入したフレアレンチ

ここを11mmのフレアレンチを使って切り離しします。下側のナットは普通のレンチ(14mmだったかな?)でOKですが、上側はフレアレンチでないと場所の関係もあって、まく噛んでくれずにナメてしまいそうになりましたので、あきらめた次第です。

ここで切り離す

フレアレンチを使ったらあっさりを緩んで、あっという間に終了。

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フロントフォークシール交換(69,447Km)

 2008年にシールを交換して7年ぶりの交換。でも走行距離は12,000Km。

 漏れる程度はこんな感じ。もしかしたら黙っていてもおさまるかも。と思いながらも、フォークオイルは7年交換していないことは明らかなので、オイル交換も兼ねてシールの交換決定。
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 今回は、アリートのオイルシールにしてみました。ARI083という番号ですので、お間違いなく。ARI028だと厚みが10mmでシールを固定するクリップを溝に入れることができません。

サイズは以下の通り。

純正規格:41.7 55 7.5/10
ARI083:41.7 55 7.5/10 (Amazonで購入可能)
ARI028:41.7 55 10/10.5
Pyramid Parts: 41.7 55 8/10 (ヤフオク BMWセルフメンテンナンスで購入可能)

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上:マルゾッキ製 左下:ARI028 右下:41.7 55 7.5/10
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プーラーはこのタイプのプーラーを使用。シールが深い位置にあっても、支点の位置を変えられ、支点の個所の傷も付けにくい。
T型オイルシールプーラー

 さて、このシール交換での難関は何と言っても、クリップ外し。作業に熱中してしまった結果、写真はありません!

 1人でやるときのコツは地面にアウターを横倒しにして、足でアウターを固定、両手の力と神経はクリップを外すことに集中させます。私はマイナスドライバーでこじると同時に、反対側の手にさらに小さめのマイナスドライバーを持ち、こじることで開いた隙間にマイナスドライバー差し込む…という連携で難関をクリアしました。

この方法をとる場合は、アウターだけを先に外す必要がありますね。そうしないと、倒してクリップを外すのに、インナーチューブが視界に入って、外すこが出来ませんので。

 BMWでは?ブッシュというらしい。国産ではスライドメタルと呼ばれるパーツと同じかな?表面がコーティングされていて、これがはげると交換らしい。
ここら辺はOK。
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でも、同じブッシュでもこっち側は怪しい。次回は交換だな。円高の時に購入するということにして、「ほしいものリスト」にでも追加しておこう。
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部品番号 31 42 2 310 347 GUIDE BUSH @37.14USD
部品番号 31 42 2 310 346 BUSH @25.20USD
※2015/06現在の価格です

どうせなら、アウター側にも同様なパーツがあるので両方換えたほうがいいでしょう。
でも結構いいお値段になりそう…

 最初、インナー部は残してアウターだけ外して…と作業を進めていました。が、基本に立ち返り、インナーも外しました。インナーを外しても大した時間はかからないし、フォークオイルの充填のときに、ハンドルなどが邪魔にならず楽になるので、トータルでは、ちゃんとインナーも外したほうがよいかもしれませんね。

 オイルを抜いて判ったこと。失念してしまいましたが左右のどちらかが、真黒。その反対側は比較的オイルの赤い色が残っていました。確か左側だったかな…

 パーツクリーナーをガンガンつかって中をきれいにします。
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 点錆もありましたが、爪に引っ掛からない程度に軽く磨いて表面を整えてました。
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 ここまでくれば、後はボルトのオーリングを交換し、組むだけです。

 完全分解の場合はフォークオイルは左右ともに400cc。今回もKawasakiの#10,#5を1:1で混合して、#7.5としてオイルを入れました。まだ、#10が800ccは残っているので、次回は#10にして違いを楽しむことにします。

 オイルを所定量入れて、エア抜きをして気がついたのですが、右側が若干どこかとせっているような感覚が手に伝わってきました。分解しているときには特にどこかと接触しているような様子はなかったし…

 試運転でちょこっと走りましたが、ハンドル回りが軽くなったような気がしました。まあ、気のせいかと思いますが。

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ミッション、ファイナルオイル交換(69,301Km)

ミッションオイルと、ファイナルのオイルを交換したのはいつのことだろうか?

もしかしたら、2006年3月11日かもしれない。9年経過しているが、実際の走行距離は2万キロ以下。

もしかしたら交換しなくてもいいのかも(笑)。でも不良在庫として鎮座している未開封のギアオイルが邪魔なので、ここはオイル交換を実施してみました。

下の写真はミッションオイルのドレンボルトの様子。ドレンボルトには磁石付きのため、削れた鉄粉はボルトに集まってこんな感じになる。
 驚くほどの鉄粉ではないが、それなりに削れたことが判る。ドレンしたオイルもまだ透き通っている状態。

ミッションオイルドレンボルト

 こっちはファイルのドレンボルト。鉄粉の量の程度は同じ。オイルの白濁もなし。
Kシリーズでは、ファイナルの上部にあいている穴から雨水が浸入し、オイルが白濁してしまうことをよく聞く。
ファイナルギアドレンボルト

オイル次いでにブレーキフルードの交換。
これは、2008年の2月にブレーキホース全交換の時に入れ替えた時以来なので、7年も交換していない。これはよくない。フルードが吸湿して、キャリパーやマスターシリンダのフルードと接するところ壁面を攻撃してしまう。

リザーバータンクを覗くとどす黒い色に変化してしまっている。
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フロントはラジエータ付近にグロメットを介して固定されているのだが、そのグロメットがボロボロになっていたので、交換をしようとしたのだが、ブレーキラインが外れず、あえなく中止。もう1人補助する人間がいないと、力が入らず脱着が出来ない。
今日のところはあきらめよう。

残るは、ラジエータを固定するグロメットの交換。
なぜ、こんなところに固定する必要があるか不明。ても、ボロボロでグロメットの機能を果たしていないので、交換。
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キレイなグロメットになって気分も爽快!
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スターターモータOH (29,137Km)

 冬になって、始動性が悪くなるベクスタ。オートチョークが壊れかけているだけでなく、スターターモーターの動きが悪いのではないかと思い、オーバーホールの踏み切った。

 部品は近くの南海部品で発注。発注したのは下記のパーツ。合計で…メモするの忘れた。3,000円はしなかったような。

31132-32C10 x2 ブラシ
31130-32C20 x1 ブラシサブアッシ 
31133-32C10 x1 ブラシフォルダ
09280-24003 x1 Oリング

スターターモーターはエアクリーナ左横からアクセス可能。プラスのドライバで緩めるのですが、当然のごとく固い。しっかりドライバを押しつけながら廻すべし。舐めるとバイスグリップも入りにくいところなので、面倒なことになりそう。

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 ネジを緩めたところで直ぐに外れはしない。開いた隙間にマイナスドライバを挿入して、左右を少しづつこじって隙間を広げてやっと外れる。

 31100-20E00がスズキのパーツ番号かな?
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 スターターモーターを分解するときは、組み立てた時の位置を間違えないようにマジックでマークしておくことがポイント。

 で、あけたらこんな感じ3万キロ弱を走行する間に積もったカーボンでしょうか。ブラシ自体はまだ6mm程度残っているので、使える状態かと思いますが、ここは交換です。
きたねぇー

 ブラシサブアッシ(31130-32C20)が半田で端子とつながっているとはビックリ。
半田を使うとは

半田付けして、フォルダを組み込み、バネを所定の位置に押し込み、ブラシで固定・・・って、どうやってやるのか?
 そこはGoogle先生に聞くと先代の方の苦労された様子をうかがえる写真がヒット。ボルトで留めるとは、お見事です!
早速真似をさせていただいてすんなり完了。(感謝)

素晴らしいアイデアありがとうございます

逆の順番で組み、スタータボタンを押すと、、、スターターモーターの音が軽い。
1時間ちょっとの作業で終わった良かった。

9年使っていたバッテリーを交換 (68,132Km)

オイル・ウォーターポンプからのオイル漏れと時おなじくして、バッテリーもダメになってきました。

これまで使っていたバッテリーは2005年、我が家にLTがやってきたときに購入したときのバッテリーです。つまり9年間使用していたことになります。

そのバッテリーは、今は亡きオートバックスブランドのダイナグリッド MFバッテリー(ユアザのOEM製品)でした。それにしても持ちましたねぇ~。2回くらいあげてしまったことがあるバッテリーだったのですがねぇ。

でも、若干インチキがありまして、秋月電子の鉛蓄電池充電器パーツキットで、フロート充電器を作り、接続していました。つまり、365日 x 9年間 点滴のようにずーと充電していた訳です。

充電器

さて、今回もこのバッテリーに交換したかったのですが、すでに廃番となってしまったので、入手することは出来ません。MFバッテリーは高いし、秋月の無停電電源バッテリーもそれなり(約5千円)にするし。

掲示板を覗きながら探したところ、パナソニックの34A19Lが良さそうな事を発見。バッテリー上部のバッテリー液補充用のネジの部分が凸となってしまっているの、固定する板金で固定することが出来ません。

赤線で囲っている箇所が、従来のバッテリーより、9mmほど高い
赤線で囲っている箇所が、従来のバッテリーより、9mmほど高い

それを回避するために、9mm程度のその隙間を埋める非導電体の干渉部材を挟み、バッテリーを固定出来るようにしました。

ABSのユニットのホルダーや、クーラントのリザーバータンクもこのバッテリーを固定する板金によって固定されるのですが、それも何とか固定出来ました。

当然ながら、立ちゴケをすると、バッテリー液がちょこっと漏れはしますが、それはコケないようにすればいい訳で・・・。

購入バッテリー:Panasonic 34A19L (N-34A19L/FH)
価格:3,580円(Amazonで購入)

オイルポンプ修理 (68,132Km) その1

毎年11月に開催される恒例のつば打ちツーング。今年はバイクでの参加は私一人。他の参加者はみんな車でした。せっかくオイル交換してはりきってきたのに(泣)。

 で、このツーリングで篠ノ井を往復したのですが、その翌週、自宅の駐車場でエンジンの下になにやら黒いシミが。
 エンジン下を覗いてみると、とある穴から、オイルが垂れかけていました。
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エンジンを掛けると。見事にポタリポタリとオイルが落ちてきます。ここまで、オイルが垂れてくれば修理は必要。まして車検なんぞ通る訳がありません。

このような状況になったら、シールの交換が必要です。

 必要なパーツを表にまとめてみました。水色のパーツが、最低限必要なパーツで、Motobinsにはそれらのパーツをセット販売しています。バラで買うより若干安目のようです。
 ただし、モデルによっては、インペラ(羽)とそれを固定する方法が違うため、このインペラとボルトを新規で購入する必要があるようです。K100RS2Vの初期型では交換用のインペラとボルトは必須です。
OilPumpPartsList

さて、Motobinsにでもオーダしますか。

マフラー交換  (28,911Km)

 穴が空いた純正マフラーをガンガムで修理したのですが、潔く純正マフラーにサヨナラして、オークションでリアライズのフルブーストをポチっとしました。

新品価格の半分程度にも関わらず、程度もよく綺麗です。

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さよなら、純正マフラー
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試しに、重量を量ってみたところ190gの差でした。
今回の交換は軽量化や、性能を求めるために交換したのではなく、錆による穴空きと縁を切るためなのでどうでもいいのです。

純正マフラ:3.71Kg
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リアライズ フルブースト:3.52kg
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こうやって見ると、当然ながら外観はスッキリしますね。
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横浜まで用事があったので、走ってみました。

【排気音】は当然ながら若干大きめ。アクセルを吹かさなければそれほどうるさくは無い…と思う。

【トルク】低回転領域は若干トルクが薄くなったような気がするが、高回転領域では若干トルクが増えたような印象。

 プラグの焼けは見ていないので現時点でキャブをセッティングが必要かどうかは不明。明日にでも確認してみるかな。