「YAMAHA TDR80」カテゴリーアーカイブ

ガソリンタンク コーティング編 (その2)

 気が付いたら、このコーティング作業後の事が書かれていなかった…

 椎間板ヘルニアからくる坐骨神経が原因で、それどころでなかったからだろう(笑)

 PRO-15のフューエルタンクシーラーを使ってTDR80のタンク2個をコーティング出来ました。当然ながら、一気に2個です。間をあけてしまうとシーラーが固まったりと面倒なことが起こるためです。

 若干、2個目に行った黒タンクの方がコーティングが薄目?のような気もしますが、さて、この違いが今後のどう表面化するかは分かりません。

 スネークカメラで中の様子を撮影してみました。相変わらずど思ったよう場所を的確に撮影することが出来ないので、似通った場所を撮影しました。

 白タンクは黒タンクに比べて中の状態の程度は良く、極端にいうと、天井部分の錆をとりコーティングをすれば終わりだった。一方、黒タンクはタンク内部にエクボが出来るほど錆がひどかった。コーティング後も壁面にエクボが若干残っていることからもそれは判る。

 いずれもタンクも、錆による穴があり、底や底に近い側面は半田で埋めた。ただ白タンクはガソリンキャップを固定するボルトの底(タンク内側から見ると下記の場所)からの漏れがあることが錆取り作業中に判ったため、これに対する対処を施す必要が出てきた。

 こればかりは外から半田では埋められないので、コーティング時に多めにタンク内側からコーティングをするのと、外側からもシーラーを流し込み万全を期した。つもり….

 さあ、これでタンクは2個は完璧?な状態になった。

ガソリンタンク コーティング編 (その1)

 やっと、それなりに錆をとることが出来たTDRのタンクですが、最初に購入した白色のタンク、2つ目の黒色のタンク、ともにコーティングして様子をみることにしました。

 コーティングですが、前回、KREEM タンクライナーを使ったのですが、錆取りが十分でなかったのか、コーティングが不足だったのか、結果として、錆が再発してしまっていました。
 そこで、今回はPRO-15のフューエルタンクシーラーを使ってコーティングすることにしました。

 PORといえば、その昔、TRACY CZ125のフレームのコーティングをするのに使い、それなりの効果があり、PORへの信頼があったのと、もう1つのWAKOSのタンクライナーは加熱乾燥(70~80℃)が必要となり、手持ちの工具では作業を実施することが出来ないというのPOR-15を選んだ理由でした。

 まずは、インターネットから使い方等の前情報を入手します。

・蓋を開けるのが大変な場合がある。
・使用する前に、よく攪拌する必要がある。
・湯煎するとよい 等。

 ということで、使用開始する前に日向に放置して缶がほんのり暖かくなるようにしておきました。また、蓋を開ける前に、缶ごと振って攪拌しておきました。缶の蓋はバターナイフで簡単に開けることが出来ました。また、攪拌も温めておいたためか、バターナイフですこし攪拌するだけで、缶のそこに溜まっていた沈殿物を簡単に分散させることが出来きました。

 蓋を開けて、バターナイフで攪拌した状態。

さて、これをタンクに流し込みますが、次に続く。

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1つ目の白タンク錆び取り その2

 引き続き、白いタンクの中身をさびよとるやん水溶液で継続処理を行います。

 加熱しながら、さらに24時間処理を行った結果は、以下の写真のとおりです。
 
 タンク天井(給油口付近)の錆がきれいにとれました。

 下側に付着している錆は、水溶液界面のために発生したものと思われます。最終的には、タンク全体をさびとるやんす水溶液で満たすして処理を行い、細かなところの錆を落とす予定ですので、その時にはきれいになると予想しています。

IMG_8278

 で、ここまでさびとるやんを使い込むと、ここまで黒くなります。

 さすがにここまで来たら、錆とり効果は期待できないと判断し、廃棄することにしました。

IMG_8276

1つ目の白タンク錆び取り その1

黒タンクのあまりもの錆にショックを隠せず、気分転換で軽く終わるだろう、白タンクの錆とりに。

見た感じ、タンク天井付近の錆を取れば終わり!となると思い、さびとるやん1Lを希釈して5L水溶液を作製してタンクに投入。

<処理前>
白タンクの中

水溶液は5Lしか作っていないのでタンク下側6時間、上側8時間程度やったところの結果はこんな感じです。
またシツコイ錆は取れていません。壁面はもともと錆がなかったので変化は無しです。
ただ、写真にはありませんが、コックと反対側のタンク底にピンホールが発生してしまいました。これもか。。。

<1回目処理後>
まだ錆は残っている

が、タンクを逆さまにして8時間放置したのですが、なぜか、さびとるやん水溶液が受け皿に1cm程度たまっていることに気が付きました。タンクの給油口はお風呂の線で止めただけなので、そこから漏れたのでしょうか?

いや、違いました。エアーキャップタンクを固定するボルトの穴からさびとるやん水溶液がポタポタと流れ出していることを発見。これまた衝撃的な発見でした。

IMG_8267

仕方がないので、ボルトで穴を塞ぎ、さびとるやん水溶液を戻して、継続するのでした。

追伸:ボルトでさびとるやん水溶液が漏れ来ないのであれば、実運用上問題ないのか?

2つ目の黒タンクの錆取り その2

 1回目は、処理中のさびとるやんを流してしまって、濃度が薄くなったこともあり、本来の実力を発揮できなかったのではないかと。いや、それなりに効果があったはず、底には錆による穴が顔を出していました。

 下記の写真以外にも2か所位発生し、各穴をいつものように半田で修正して、終了。
IMG_8250

IMG_8253

IMG_8252

写真にはありませんが、まだインスタントコーヒーの粉大の粒が残っていたので、一旦サンポールでの錆とりに切り替えました。サンポール処理後に写真で撮影できる範囲に大きな違いはありませんが目視できる範囲に、インスタントコーヒー粉大の錆は結構とれてしました。

 ただ、隅のほうにはまだ固着していましたので、まだ何らかの処理が必要でしょう。

 再度サンポールを使ってもよいのですが、錆により穴の数を増大させかねないので、さびとるやんを長時間にわたってじっくり攻め込んでみたいと思います。

サンポール後

 ちょっと気になるのがインスタントコーヒー大析出した錆が取り除かれれるとそこにはクレータが出来ていること。まだ作業を続けてると、穴が出来るのだろうな。

2つ目の黒タンク錆び取り その1

さて、手持ちのさびとるやんを出動させて錆びとりを行います。
2Lはあるんので、5倍弱希釈で十分行けるかな?

と、さびとるやんをタンクに入れていたら、結構コック付近から勢いよくさびとるやんが流れて出てるじゃありませんか!?しかも受けの皿が無いので、そく排水溝へ。。。

残りは1Lもありまへん。仕方がないので、その1Lを希釈して、熱帯魚ヒーターを入れて処理開始です。

熱帯魚ヒーターですが、かなり短いヒータをオークションで落札したのですが、それでも長く、タンク上に引っかかって底まで落ちていきません。
結局、タンク上部はかなり暖かくなるのですが、下部は冷たくなっておしまい。かき回す術もなく、ごまかし程度に時々ゆするくらい。仕方がなく、そのまま放置。
熱帯魚ヒーターで加熱しながら

この状態で48Hくらい経過したところ、一旦排出してみた。
当然、こんな色の液が出てきた。1Lをここまで希釈してしまったため、もう、これは廃棄することに。
錆が落ちてます

タンクの中を水でゆすいでいると、なにやらタンク下付近で鉄砲水。。。穴があいてしまったようです。
まあ、穴には馴れたので、もう驚きはしませんが。
がーん、穴が。。。

とりあえず、ドライヤーであらかた乾かしたあと、天日干しすることに。
天日干し中

で、中を覗いてみたら、まだ、錆が残っていて、析出物もまだ付着したままですね。
予想以上にシツコイようです。まあ、さびとるやんも1Lだけで9Lのタンクを処理をしようとしているので、ちょっと無理はありますが。
まだ、残っている。

下の写真が処理前で、かなり錆がとれてはいますが、析出物がまだ付着していることが確認できますね。
処理前

まずは、さびとるやんを追加発注してから、考えることにしよう。

タンク入手 2つ目!?

 先週落札した白タンクよりタンク内部の程度は悪そうだが、外装の塗装が結構よさげなタンクが出品されている!?

 気が付いたら手元に。給油口、コック穴から覗いてみましたが、思ったより程度はよい。といっても、錆取り処置は必要。

 外観はこんな感じ。白は塗装しなおさないとダメだが、今回入手した黒は個人的にはそのままでOK。

 白と黒

 外装からも、コック穴付近には外装塗装に影響を及ぼすような様子はないし、雨水の抜き穴周囲の錆も多くなく、雨水がタンク内部に流れ込んではなさそう。

ということで、最初に入手した白タンクの中身はというと、まず給油口からの覗いた状態

白タンクは
入手時

黒タンクは
入手時

とその差は歴然。白タンクはこのままでも問題はないなさそうに見える。

次に、コックの口から覗いた写真。
白タンクの中
な状態で、タンク上側の錆処理を失敗したようだ。ただ、それ以外は錆止めされていると思われる。

一方、黒タンクは

IMG_8168

黒タンクの中
な、感じで、インスタントコーヒーの粉程度の大きさの錆?の粒が壁面に付着している。そして、少しこするとポロポロと落ちる。
この粒は、錆というより、なにかガソリンが変質して、成長したものではないかな?

早速、チェーンをタンクの中に入れて、ガサゴソとチェーンを回す。フルダブルのホルンのつば抜きのごとく、タンク内のチェーンの位置を想像しながらくるくると回しながらまんべん無くチェーンがタンク壁面を擦るように回す。

その結果。。。

こんなに出てきました。

これだけの錆が出てきました。

来週は天気がよければ、中性洗剤でタンク内を清掃して、さびとるやんでの処置の準備を行う予定。

タンク入手

なかなか、思うように進まないTDR80のレストア。

その原因と思われる、タンクの錆対応。いい加減、諦めて、手ごろなタンクをオークションで入手した。

TDRの場合、水抜き穴の詰まりにより、タンク左側に錆が発生するケースが多い。塗装を剥がしてみないとなんとも言えないが、このタンクにはコックの周囲含めそれをうかがわせる様子は見当たらない。

wp-1467026318227.jpeg

タンク左下たあたりにも、大きな塗装のはがれもなく、大丈夫そうだ。

wp-1467026337376.jpeg右側も同様。

wp-1467026342721.jpeg

写真にはないが、給油口やコックの取り付け穴から覗くとコーティングした跡があった。ただ、若干錆が再発しているので、再度行う必要はあるが、以前のような穴が開くほどの錆ではなく、点錆に近いので、今度は確実に修理完了となるだろう。

リアウインカー修理(13,287Km)

 修理というほどの内容ではないが、8月頃、TDRに乗ったらリアウインカーが点滅していないことに気づきました。

 K1100LTは燃料ポンプ不良、KangooはTDCセンサー不良、TDRはウインカー不良、これだけ乗り物があって、まともに動くのはベクスターだけという日々が続いていたのですが、K1100LTの燃料ポンプ不良の修理完了、そして本日のKangooのTDCセンサ修理と乗り物の復活が続いたのて、ここはTDRも直してすべてOKとしたいところ、ということでテスター片手に調査開始。

 正常な左は点滅時にLED直前の箇所に約9Vが掛かるのに対し右は2V程度。これじゃ点灯しません。
 最初、自作のLEDパネルの接触不良かと思ったのですが、これは12Vを掛けると正しく点灯するので問題無し。残るは電球ソケットの接点です。

 右ウインカーでも電球ソケットとの接する端子にはちゃんと9Vが出てきます。しかし電球ソケットの電球側(内側)は2V。ということはこの接点で接触不良をおこしていることになります。

 ということで、この接触部をよーく眺めていると、接点の接触圧を確保するためのバネが劣化して正しい位置まで押し上げてくれていないことが判りました。

 すこし、手で持ち上げたところバネの接触圧を確保できるようになったので、よしとしました。
 これでは根本的な解決にはなっていませんが、原因がわかったということで、これからオークションで部品探すことにします。

キャリア取り付け

 本年もよろしくお願いいたします。
 
さて、新年早々、塗装は終わっていないが、先が見えてきたところで、色気づいてキャリアなんぞオークションで落として取り付けみました。

 約20年以上前のバイクですので、オプションのキャリアなんぞメーカ在庫はなく、オークションで落とすしか無いのですが、玉数が少ないこともあって、出品されても毎回高い金額で取引されます。

 私が入札したキャリアも高めではあるもののまあ妥当かな?という金額でなんとか落札することが出来ました。ただ、ボルト、カラーは付属していないので自ら調達する必要がありました。

 ボルトはM8と判るのですが、ボルトの長さとカラーのサイズがわかりません。とりあえず現物合わせでしらべたところ、

ボルト(横) M8 x 60 / カラー 45mm (内径はM8が通るサイズ 9mm?)
ボルト(上) M8 x 40 / カラー 25mm (内径はM8が通るサイズ 9mm?)

っぽいことが判りました。あくまでも「っぽい」です。

 素材を探しに年末コーナン、島忠を周り、見つけたのが島忠の50mm,30mmの板を曲げて作ったニッケルメッキの円柱。内径も9.5m程度でビッタシです。

 ディスクグラインダーで所定の長さに切り取り付けると、まあ、見た目はよさそう。

 ただ、よーくみると板を曲げて作った円柱ですので、力を加えると曲げが歪み、合わせ面が開き気味。やはり削り出しのカラーである必要がありそうです。

 すぐに重量物を載せる予定は無いのですが、しばらく様子をみながら、削り出しのカラーを探すべく解体屋にでも行くことにして、これでおしまい。

取り付けたキャリアにはGIVIのベースを取り付け、BOXをスクーターと共用する予定です。